***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年01月14日(火)重たい気持ち。

今日のあたしは。ボロボロやった。
気分よくお酒を飲んでたんやけど。気づけば途中から最悪やった。
簡単に言えば飲みすぎたってことやねんけど。
なんであんなにも苦しくなったのか。よく分からんかった。
頭の中がそうるでいっぱいで。どうしたらええか分からんくらいにそうる一色で。
情けないけど。もう死んでしまうかと本気で思った。

酔うとあたしは。けっこうそんな状態になるんよね。
ほろ酔い程度ならいいけど。時々ほんまに酔いすぎることがあって。
情けないけど。思い出すだけでも自己嫌悪で吐きそうになるけど。
もうわけ分からんくて。そうるしか見えてない状態になったりする。

これまでもそうなったことはあるし。それで友達失いそうになったこともある。
(あたしの人生で1、2を争うぐらいのトラウマなんで。とても書けません。)
そうるにも怒られたことあるし。もう知らんって捨てられそうになったこともあるし。
(あ。これは書いてました。こちらの日記です。)
もう絶対にやめようって思ってたし。やめてたけど。
今日。再発してもた。


ちとせともえかと一緒に飲んでた。
心を許せる親友。昔からの付き合い。
梅酒をずーっと飲んでたんやけど。何杯ぐらい飲んだやろう。
あたしはちょっとハメを外して。けっこうカパカパと飲んでた。
平気やと思ったのに。いつの間にかかなり酔いが回ってきて。
そして。どうしようもなくそうるに会いたくなった。

今まで。サークルの飲み会とかやったら。
酔ったときは。いつもそうるがそばにおってくれたから。
フワフワした気分のとき。あたしの隣にはそうるがおってくれたから。
酔うと必ず。あたしはそうるの姿を探してしまう。
ここにそうるがおらんことに。どうしようもないって分かってても。
我慢できんくなってもて。酔いのせいにして。そうるを求める。

フワフワした頭で。そばにあった携帯を手に取る。
酔ってても。あたしの指は簡単にそうるのアドレスを探し出す。
そして。そうるの名前を読んだ文章を作って。それだけを送る。
「そうるー。」って感じで。呼びかける。

そしたら。まさかと思ってたのに。一瞬で返事が返ってくる。
送ってから30秒も経ってなかったと思う。
「なんやのー。」って。そうるらしい言葉で。

反射的に涙が出そうになる。
答えてくれた。この携帯の向こうにそうるがおる。
今あたしとそうるは。つながってるんや。
そう思うだけで。酔ってるあたしには十分すぎて。
「ちょっと出てくるー。」って言い残して。
フラフラした足取りで店を出る。


店の駐車場のブロックに座り込む。
あたしには。もうそうるしか見えんくなってて。
情けないくらいに。そうるのことしか考えられんくなってて。
心に浮かんだ言葉を。そのままそうるに送る。
「会いたいのー。」って。酔い任せに甘える。
きっとそうるは見抜くやろう。あたしが酔ってるってこと。
こんな甘えた口調なんて。シラフではなかなか使わへん。
でも恥じらいなんかもうなくなってるあたし。怖いものなんかない。

そうるからは。またすぐに返事が来る。
「いやはやー。」って。またちょっとおもしろいメールやった。
あたしの知ってるそうるやった。そうるの言葉やった。
あたしはちょっとだけ冷めて。ちょっとだけ反省する。
(また始まったー。)って思われてるような気がして。
「ごめんねー。」って送ってみる。
そしたらそうるは。またすぐに返事をくれる。
「いつでも会えるやろ。」って。

あたしの中でぷちんって何かが小さく弾ける。
何言ってんの。そうる。いつでもなんか会えんやん。今週だって会えんやん。
年が明けてからだって。全然ゆっくり会えてへんやん。
同じ大学。同じサークル。バイクで20分の距離。いつでも会える。
あたしだってそう思ってた。でも実際会えてへんやん。
嘘つき。嘘つきそうる。いつでもなんか会えるわけない。

あたしはそして。わがままになる。

「いやー今会いたいー。」
「そう言われても・・・どうやってよ?」
「バイクで飛ばしてきてーよ。」
「だってうちも酒飲んだもん。」
「今さら捕まるのなんか怖くないやろ。」
「いや・・・怖いです(苦笑)。」
「会いたいー。会いたくてしょーがないー。」
「もー。うちの年賀状写真でも見てしゃべっといて。」
「いやや。あんなサル。」
「・・・まだ言うか。」

酔ってるわりには。しっかりとメールのやり取りしてた。
それはそれで楽しかった。ちゃんとそうるを感じられた。
でもお酒のせいか。あたしはそれだけじゃ満足できんかった。
自分の隣にそうるがおらんのが。どうしても我慢できんかった。
やり取りの途中に。半分無意識で。あたしはそうるに電話した。

2コールぐらいでそうるが電話に出る。
「・・・なんで電話やねん。」そう言う声は。ちょっと呆れてた。
でも大好きな声やった。いつもと変わらない。ちょっと低いそうるの声やった。
声を聞いたら落ち着くかと思いきや。あたしの感情はピークになる。
そしてとうとう。どうにも納まらんくなる。

「会いたいって言うてるやんかー。」
「いや・・・だからムリ言わんとって。」
「ええやん。捕まり。飲酒運転でええやん。」
「あかんし。しっかりしーや。普段と言ってることちゃうで。」
「だって酔ってるもん。」
「・・・開き直んなよ。」

困ってるそうるが目に浮かぶ。
でも情けないことに。あたしの愚痴は止まらんくなる。
もっと困らせてやりたい。あたしのことで手一杯にしてやりたい。
あたしは確かにそう思ってた。・・・なんてヤツ。ほんまに。

「だいたいあんたが捕まるからあかんのやろ。」
「へ?」
「免停なんかなるからスノボも行けんくなるんやん。」
「・・・あー。そゆこと。」
「バイトばっかりで遊べんくなるんやん。」
「・・・・・・はいはい。」(←疲れてきてる。)
「なんであんたはそうなんよ。なんでいっつも・・・」
「だー分かった。分かったから。ちょっといい加減しっかりし。」
「ふぇぇー・・・(←泣きっぱなし。)」


・・・あぁ。書いてて情けない。タチ悪いことこの上なし。
かわいいとか言えたもんじゃない。ほんま。困らせてるだけ。
お前いくつやねんって自分でつっこみたくなるけど。
嘘偽らず。包み隠さず。これも確かにあたし・・・(涙)。


結局この後。心配したちとせが店から出てきて。電話に出てくれて。
そうるにめいっぱい謝ってくれたらしい。(朝にそうるが教えてくれた。)

あたしは。ちとせともえかに連れられてもえか邸に行って。
そのまま寝て。夜中に恐ろしいほどに吐いた。(←自己嫌悪。)
あんなに吐いたのは久しぶり。あー。思い出したくない・・・。
「しょーがないなぁ。」ってあたしの背中をずっとさすってくれたちとせ。
「まぁ久しぶりやから許したろ。」って水をくれたもえか。
あたしの最高の親友。ありがとう。ほんまにありがとう。

でもあたしは。最低なんよね。
そんな状況でも。やっぱりそうるを求めてたから。
ちとせともえかの優しさをいっぱいに受けながら。
2人のことを大好きやって思いながら。
いつもあたしの背中をさすってくれたそうるの手を。
フラフラ歩くあたしを抱えてくれたそうるの腕を。
いつだってあたしを守ってくれる最愛の人を。
求めずにはおれんかったから。


ねぇそうる。あたし自分が怖くなる時があるねん。
こんなふうに。酔ったあたしのことは。特に怖いねん。
ほんまにあたしの世界は。あんただけになってしまうねん。
他のことは。何も考えられんくなってまうねん。
あたしきっと普段からいろいろ貯めてるものがあって。
そういうのが。酔いとともに爆発してまうんやと思うねん。

あんたへの不満とか。不安とか。漠然としたものが。
好きやから平気やし・・・とか思って。心の奥に押し込めてきたものが。
お酒の力で留め金を外されたかのように。一気に溢れ出してまうねん。

もっともっと一緒にいたい。もっともっと愛してほしい。
でもそんなこと言えへん。言ったらそうるがしんどくなってまう。
今のままで幸せやわ。小さな幸せで十分やわ。
そう思って。自分に言い聞かせてるとこがあるんかもしれん。

そうる。人間って欲張りやね。
少なくともあたしは。こんなにも欲張りやわ。
そうる。醜いやろ。重いやろ。あたし。
こんなあたし。もう好きじゃない?
だいたいこんなことを聞くようなあたし自体。あんたは好きじゃないね。

あぁ。いったいあたしは何が怖いんやろう。
あたしがあんなにめちゃめちゃなこと言っても。
あんたはちゃんとあたしに向き合ってくれる。相手してくれる。
それやのに。あたしはなんで泣いたりするんやろう。





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