***☆For My Dearest☆***



***☆For My Dearest☆***

男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

MAIL

HOME

BBS
BACK INDEX NEXT

2002年12月15日(日)早く抱き締めて。

今日は。1日中そうると一緒にいられた。
ここんとこずっとそうるとは会えてなかったから。
あたしは本気で。もう本気で幸せやった。
ノロケになってまうけど。離れたくないと本気で思った(照)。


最近寒くなってめっきりバイクに乗れてなかった。
今日もそうるは車で迎えに来ると思ってた。
でも。朝起きたら。めちゃめちゃいい天気で。あったかくて。
バイク日和やなぁって思ってたら。そうるからメールがきた。
「やっぱ今日バイクで行くわ。パンツルックでよろしく。」って。
ほほぅ。やっぱりね。あたしは予想的中でちょっとにんまり。
あのバイク好きがこの天気を見逃すはずはなかったか(苦笑)。
そう思いながら。あたしは履きかけたスカートを脱いでジーンズに着替える。

(注)そうるは免停の身やけど。まだ葉書きてないから期間中じゃないんやって。
あたしにはよく分からんけど。まぁそうるが言うなら信じる(苦笑)。


昼前にやってきたそうるは。いつもと何も変わらず。
あたしの前に。笑顔を見せてくれた。
「道すいてたわ。いい天気やし走るの気持ちいいで。」
そう言って。嬉しそうに笑った。

前にあったのは水曜。そう考えるとたった3日会えんかっただけ。
そりゃ何が変わるなんてはずもないけど。
変わらないことが。当たり前のことが。幸せなんやなぁって。
ちょっと年寄りくさく(苦笑)。あたしは幸せ噛み締めてみたりした。

バイクの後ろに乗って。いつもみたいにそうるの背中を抱き締める。
その感覚が久しぶりで。あたしはめちゃめちゃ嬉しくなる。
そうるの腰に絡める腕が。大好きな感覚を思い出して喜ぶ。
全身で感じる冬の風に。頭の奥が冴えてきて。そういうのもやっぱり幸せ。


デートはお決まりコース。よく行く場所でのんびり買い物。
誕生日プレゼントは一緒に選ぶって決めてたから。
そうるの好きな店を中心に。のーんびり回る。
「やっぱり身につけられるものがええかなぁ。」なんて言ってくれたりして。
あたしはちょっとにんまり。(本日にやけすぎ。)

そういうとこは分かってるんよなぁ。そうるは。
イベントなんか別にいいとか冷めたこと言ってるけど。
なんだかんだで。ちゃんとあたしに合わせて楽しんでくれるし。
自分がなんて言えばあたしが幸せな気持ちになるか。
しっかり見抜いてて。こういうとこでちゃんと決めてくる(笑)。
うまいね。やられるね。ほんま。

結局1時間ぐらいブラブラして。そうるが決めたのはシルバーのブレスレット。
ちょっとゴツめで重たそうなのが。そうるの好み。
値段は2万円ちょっと。まぁこれくらいならね。いいでしょう(笑)。
「ありがとう。大事にするわ。」って。早速つけて見せるそうるに。
「そりゃ大事にしてもらわな困る(笑)。」って。あたしは照れ隠し。
「・・・毎日磨かせていただきます。」って。そうるも照れ隠し。
2人でにやにやして。くすぐったい感覚を楽しんでた。

そうるが嬉しいとあたしも嬉しい。
単純なことやけど。そうるの笑顔はあたしを幸せにする。


夕方には家に帰って。一緒にごはんを作る。
リクエスト聞いたら「グラタン☆」とかかわいいこと言いやがったので(笑)。
買い物して帰って。本日は特性グラタンとサラダ。
それからインスタントのコーンスープ(笑)。
キッチンに一緒に立ってはみるものの。そうるは料理はほとんどせーへん。
まぁ自宅生やからね。しょーがないっちゃしょーがない。
結局あたしがグラタン作って。そうるは簡単サラダとスープ。

一緒に何かをするのって。どんなことでも楽しい。
たとえそれが。危なっかしい包丁使いを見てることだって(苦笑)。

ごはんを食べて。おなかいっぱい幸せいっぱいで。
あたしとそうるはだらだら寝転ぶ。
どうでもいい話をして。まったりくつろぐ時間は。
トロトロと溶けていくような感じで。あたしは大好き。

「そろそろ小腹がすいてきたなー。」なんて言って。
あたしたちはケーキを食べることに。(これがメイン☆)
誕生日ってことで。あたしは昨日のうちにケーキを焼いてた。
あたしと違って。甘いものが特別好きってわけじゃないそうるやけど。
せっかくやから食べてほしくて。甘さ控えめのレアチーズケーキにした。
「ロウソク刺したらぐちゃぐちゃになるかなぁ。」なんて心配してみせたら。
「そんなん食べたら一緒やって。」って。予想通り答えるもんやから。
あたしはやっぱり。ひとりでにんまりしてた。


部屋の明かりを消して。ロウソクに火をつける。
ロウソクの灯りって。なんであんなにキレイなんやろう。
灯りの向こうに見えるそうるの顔は。めちゃめちゃ色っぽい。
ちょっとだけ上がった口角に。あたしは誘惑されそうになる。

「ロウソクの灯りってキレイやなぁ。なーんか。」
あたしはそう言ってそうるの方を見ると。そうるはあたしを見てた。
「いいなぁ。ムード出るし。」って。あたしを見つめてた。
ちょっとだけドキッとしたけど。なかったことにして(笑)。
「ロウが落ちるから消してー。」って言ってやった。
そうるはちょっと残念そうに。ふぅーっとロウソクを吹き消す。
そしてケーキを切り分けるあたしを。また黙ってじぃーっと見つめる。
それからも。やたらあたしのことを見つめまくってた。


そうる。おいおい。なにかねそれは。
あたしのこと挑発でもしてるつもりかね(笑)。
言ったやろ。あたしはあんたを焦らしてあげるって。
待たされまくったんやから。あたしからなんて行ってあげんよ。
ほんまは抱き着きたくてしょーがないんやけど。
ちょっと悔しいから。そう簡単には応じてやらんのさ。

そう言いつつ。こうやってうずうずしてるあたりが情けない。
こんなんじゃ。あんたを焦らすというより。
あたしが我慢してるだけやんって感じやし(涙)。

おいしいケーキを食べてる時間も。
あんたの幸せそうな顔に挑発される。
ちくしょう。そんなかわいい顔すんなよーって。
くっつきたくてしょーがなくなるやんかーって。
内心では思いまくってるけど。まだ平気なフリを続けたりして。
あぁ。いじらしいなぁ。あたし(苦笑)。

でもそんなことを思って葛藤してたあたしを。
あんたは見抜いてたような気もするけどさ。





↑押したら変わる投票ボタンです☆

Myエンピツに追加♪


長くなっちゃったんで。続きはまた明日。





MAIL

HOME

BBS
BACK INDEX NEXT



↑よかったらぽちっと押してください☆

♪Myエンピツに追加♪


written by さあや

Design by shie*Delicate Erotic

thanks for HTML→HP WAZA !
thanks for Material→NOION
thanks for MIDI→HAPPYDAY