***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年11月24日(日)すべてを感じるままに。

今日は。3日ぶりにそうるに会えた。
それだけで。単純なあたしは幸せやった。

うまい大学の試合を見に行ってきた。
あたしは。サークルの友達と一緒に会場まで行ったんやけど。
そこに遅れて。小走りで現れたそうるを見て。
「1時間もかかるなんか思わんかったー。」って愚痴る声を聞いて。
愛しい人がちゃんとそこにいる事実に。なんかじんわりしてもた。

・・・なんやねん。なんでこんなに反応するねん。あたしの心。

たった3日ぶりでも。ずいぶん久しぶりに顔を合わせたような気分で。
あたしは。頭の先から足の先まで。そうるのことを観察してた。
染めてから時間が経ってプリン状態になってきた髪とか。
最近かさついてちょっと荒れぎみの唇とか。
キャラに似合わずちっちゃくてかわいい指の爪とか。
そういう部分が全部全部。愛しくて愛しくてしょーがなかった。
そして。じーっとそうるを盗み見てるうちに。頬が火照ってくる感じがした。

・・・あーあ。こういう場所でも素直に反応しやがって。あたしの体。


あたしは。自分は素直じゃないってよく書いてるけど。
心も体も。こんなにも分かりやすいくらいに反応するんよね。
結局。素直じゃないのはあたしの意志とかそーゆうものなんやと思う。
じんわりする心も。火照る体も。感じたものをそのまま表したがってる。
そういうのを認めずに。隠そうとするあたしの意志が。
つまりは1番素直じゃないんやろうと思う。

そうるのことを大好きやって思う気持ちは。
今のあたしの中で。1番強い感情やと思うし。それは自覚してる。
でも。そういうのって。なんか悔しい。うん。悔しい。
なんでこんなに夢中にさせられてもたんやろうって。
これ以上好きになったら。またそうるを調子に乗らせてまうやんって。

そう思うのと同時に。この気持ちがそうるの重荷になったらどうしようとか。
こんなに思いすぎたらそうるを縛ってまうかもしれんとか。
矛盾してるかもやけど。そういうことも考え始めたりして。
結局。どっちにせよ。あんまり好きになりすぎたらあかんって思ったりして。
ちょっと思いをセーブしようとしてがんばってみたりする。
心と体にブレーキをかけて。素直に表すのを止めてみたりする。

でもそういうのって。自分もしんどいし。楽しくない。


そう。いつやったか。そうるに言われたことがある。
あたしは。そうるに言われた言葉はたいがい覚えてるけど。
中には。絶対に忘れられんような決めゼリフもあったりして(苦笑)。
そういうのは思い出すたびに。あたしを耳まで赤くさせる言葉やったりする。

確かケンカした後やった。ケンカの内容ははっきりとは覚えてへんけど。
たぶんしょーもないことで。あたしが機嫌悪くなって。引っ込みつかんくなって。
自分が悪いことも分かってるけど。うまく謝れんかったときのこと。

大好きなそうると。早く仲直りしたくてしょーがないのに。
怒ってるそうるを感じてた。呆れてるそうるが怖かった。
「ごめんなさい。」が言えんくて。あたしはどうにも動けんくなってた。
そーゆうときのそうるは。黙ってあたしの出方を待ってる。
根気強く。まるで親が子どもに教えるように。
あたしが自分で考えて答えを出すのを。ただ黙って待ってる。

それは。見守るってことなんやと思う。
そうるの。あたしへの最大限の優しさなんやと思う。
冷静になって。後から思えばそれは理解できるんやけど。
心がショボンってなってるときのあたしには。そんなことは分からんくて。
そうるが作り出す沈黙を。怒りやと勘違いして。泣きそうになる。

そして。いつもの元気はどこへやら。しおらしくなって。
「・・・ごめん。」って言うのが精一杯になったりしてた。
下手すれば涙も零れそうな情けない状態になってたあたしに。
そうるは。いつもみたいにフッて笑って。言ってくれた。

「あんたがうちにぞっこんラブなんは分かってる。」
「だから心配せんでよろしい。素直になりんしゃい。」


ちょっと遠回しなそうるの言葉。でもあたしにはちゃんと届く。
嫌われたかもしれんって思って。びびってたあたしの気持ちを見抜いて。
あたしが自分(そうる)を好きなことは理解してるから。受け止めてるから。
嫌いになったりはせーへんよって。だから思ってること言ってええよって。
そうるはあたしに言おうとしてくれたんやろう。

それにしても。ぞっこんラブって・・・(苦笑)。
あたしは思わず。泣きそうになりながらも吹き出してしまう。
そうやって笑ったあたしを見て。そうるも満足そうに笑う。

あ。もしかしてわざと寒いこと言ってくれたんかな。
涙顔のあたしを。笑顔にするために。ピエロになってくれたんかな。
そう思ったら。あたしはまた泣きそうになって。
そんな自分がまた悔しくて。うつむいて涙を隠してた。


ねぇそうる。あんたはいつだって。あたしより一枚上手。
素直になりたいのに。素直になれんあたしを分かってて。
ちゃんと気持ちを表せるように導いてくれる。
あたしが。素直じゃないあたしの意志を殺して。
素直に。ありのままで笑えるのは。あんたのおかげ。

でもいつか。あんたにそうやって助けられんくても。
いつだって自分の気持ちに素直になれるあたしになりたい。
すべてを感じたままに。表せるようなあたしになりたい。
そう。好きなら好きで。この気持ちに自信を持って。
あんたに向かって。いつでも笑えるあたしになりたい。





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