今日はそうるに会えんかった。 練習に行った。そこにそうるがいて当然やと思ってた。 それやのに。そうるの姿はなかった。
水曜のナイターでそうるに会って。そうるをあたしの家に泊めた。 木曜。金曜。そして今日。たった3日会えんかっただけ。 それやのに。なんでこんなにも我慢できんくらいに会いたくなってるんやろう。 秋のせいかな。どうにも最近のあたしは寂しがり傾向強すぎ。
寂しがりなくせに。強がりで素直じゃないあたしは。 そんな自分を認めるのが悔しくて。平気なフリをする。 なんともないし。別にひとりでも平気やし。そう思い込ませて。 マンガを読んでみたり。テレビを見てみたり。それなりに楽しむけど。 やっぱり1番欲しいのは最愛の人の存在で。 それがここにないことに。また寂しくなって。胸を押さえる。
思い返せば今日1日。あたしはまたそうるのことばっかり考えてた。
今朝目覚めて。なんとなく明るすぎる周りにイヤな予感がして。 携帯の表示を見たら。びっくり仰天8時半で(涙)。 練習は9時から。練習グランドまではぶっ飛ばして30分切るか切らないか。 あたしは。大急ぎで着替えて。朝ごはんも食べないで家を飛び出す。
今までは。遅刻の連絡はキャプテンそうるにしてた。 それはもうあたしの習慣になってたみたい。 駐輪場であたしは携帯を取り出して。無意識のうちに。 画面にそうるの番号を表示させて。ふと気づく。 そうるがもうキャプテンじゃないってことに。 だからそうるに連絡する必要なんかないってことに。 そしてあたしは。どうしようもなくせつなくなる。
5限まで講義のあった日とか。ナイターに遅れる連絡をよくそうるにしてた。 「まだ終わらん。ちくしょう教授め。また遅刻してまうー(涙)。」って送ったら。 「イライラしたらハゲるで。待ってるから終わり次第おいでー。」って返事をくれた。 そういうなんでもないそうるの言葉が。あたしの心を満たしてくれてた。
でもそういうやり取りは。もう出来ない。
家を飛び出して。アクセル全開でぶっ飛ばして25分。 なんとかギリギリで間に合って。ホッと胸を撫で下ろす。 「おはよー。」「寝坊したんかー?」「遅いやーん。」って。みんなと言葉を交わす。 そしてあたしは。そこにそうるがいないことに気づく。 友達に聞いたら。なんでも愛車の調子が悪いとかで。 朝早くから修理に行ったけどなかなか終わらんくて来れんらしい。 結局そうるは。練習が終わる時間になっても現れんかった。
そうるがいなくても。練習は滞りなく成立した。 あっちこっちで。そうるの発言があったらなぁって思う場面はあったけど。 そうるがいなくても。それが当たり前みたいに練習は進んでた。 そうるはもうキャプテンじゃないんや。あたしはまた思い知って。 言いようのない寂しさに襲われて。どうしようもなくなる。
キャプテンやったそうるは。絶対に練習を休んだりせんかった。 あたしも。どんなに忙しくてもしんどくても。めったなことじゃ休まんかったけど。 そうるは。責任のある立場やったこともあって。常に練習に来てた。 風邪ひいてズルズル鼻水すすりながら。後輩にアドバイスしてたこともあったっけ。 そうやってがんばってるそうるは。あたしの自慢で。誇りやった。
でもそういうそうるは。もういない。
ねぇそうる。あたしちょっとセンチメンタル全開。 当たり前のようにそこにあったものが。確実に姿を消していくから。 「何も失わへんやん。」って。あんたはあたしに言ったけど。 あたしを取り巻いていた。とても小さくて。とても大事なことが。 あたしの気づかんうちに。いろいろ変わっていくから。
永遠なんてないことは。最初から分かっててん。 いつか終わりが来ることも。最初から分かってたことやねん。 それでも。あたしは心のどこかで願ってたんかもしれん。 大好きなあんたの。最高にかっちょいい姿を。ずっと見ていられますようにって。 大好きなあんたが。最高に輝く場所に。ずっと一緒にいられますようにって。 叶わんことが分かってても。祈り続けてたんかもしれん。
そうる。あたしみたいに。夢見っぱなしじゃないクールなあんたやけど。 3年間。ものすごい情熱をサークルに注いできたあんたやから。 あたしと同じようなことを。願ってきたんとちゃうかなぁ。 終わらないで・・・って。今でも祈ってるんとちゃうかなぁ。
*追加* 昨日の日記も一緒にアップしてます。 最近忙しくて。何日分かまとめてアップすることもあるんです(涙)。 よかったら。戻って読んでやってくださいね☆ |