昨日の日記の続きです。ちょっと愛の戯れ入ってます。 そうるが久しぶりにあたしの部屋に泊まりに来てくれて。 あんまり幸せで。書きたくなっちゃったんで書きます。あはは。
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ナイター後。あたしのマンションの前で。あたしが帰るのを待ってたそうるは。 怖いくらいに優しさ全開で。あたしを抱き締めてくれた。 そしてあたしの手を引いて。部屋の前まで連れて行く。 「えーと。一応ここあたしの家なんですけど・・・。」って苦笑いするあたしに。 「ええやん。細かいことは気にすんな。」って言って。そうるはにやっと笑う。 「てゆーか寒いしー。早く開けてー。」って。催促されてあたしは鍵を開ける。
部屋に入ってすぐに。唇を塞がれる。ちょっと荒々しいそうるのキス。 軽くもがいたあたしの手首をつかんで。玄関のドアに押し付ける。 「ちょー。あかんで。先にお風呂入るで。」って。 あたしは。走り出しそうなそうるを止める(苦笑)。 「えー。そんな汗かいてへんやん。」って。そうるはぷぅーっとふくれる。 その顔があんまりかわいくて。あたしはそうるのほっぺたをぷにっとつまむ。 わざと甘えるように。唇をとがらせるそうるに。今度はあたしからキスをする。
「あー。いいこと考えた。お風呂一緒に入ろうや☆」って。そうるが言う。 「はぁー?無理やって。風邪ひくで。」って。あたしは反対する。 ワンルームマンションのバスルームやし。狭すぎるし。 「ええやん。たまには一緒に入ろうやー。」って。そうるはウキウキ。 そんなウキウキそうるがあんまりかわいくて。あたしはまた負ける(涙)。 「しょーがないなー。」って言いながら。バスタブにお湯を入れる。
やっぱりあたしが弱いんよなーって。またまた思い知らされる。 膨らませた頬も。尖らせた唇も。キラキラしてる瞳も。どうにもかわいすぎて。 それはいつものクールなそうると同じくらい。あたしの心をくすぐる。 ふくれたり。ウキウキしたり。そうやってありのままの感情を出してくるのは。 そうるがあたしに心を許してるからこそなんやなーって分かるから。 余計に愛しくて。嬉しくて。求められるままに動いてまう。 あぁ・・・ちょっと弱すぎ(苦笑)。
「ピピピ」って。お湯が入った合図が鳴る。 お気に入りの桃の香りの入浴剤を入れて。ゆっくりかき混ぜる。 ミルク色のお湯。ユラユラ上がる湯気。そんなバスタブに2人で入る。 予想はしてたけど。いっぱいお湯が溢れて。ケラケラ笑い合う。
「狭いしー。」って。そうるが言うもんやから。 「だからやめとこって言ったやん。」って。あたしは言い返す。 「いや。別にあかんとか言ってへんやん。」って。そうるは言う。 「いや。絶対失敗やと思ってるやろ。もうええし。」って。あたしも譲らず言う。 そして。2人でつねりあって。じゃれあって。また笑い合う。
部屋からは。そうるがセットしたMDが聞こえてくる。 TMRのバラードセレクション。あたしのお気に入りの曲がいっぱい入ってるMD。 そこから。大好きな「AQUALOVERS」が聞こえてくる。 そう。これはあたしたちの戯れのテーマ曲。 うわ。もしやこれも作戦かしら。なんてヤツ・・・そうるめ(苦笑)。
そうるの方を見ると。なんとなくスイッチが入ったのが分かる。 熱を帯びた瞳が。絡みつく視線が。あたしを誘惑する。 「電気消そっか。」って言って。そうるはバスルームの明かりを消す。 脱衣所の明かりだけがぼんやり灯って。なんとなく怪しい雰囲気。
「ここおいで。」って。そうるは自分の脚の間を指差す。 狭いバスタブの中で。そうるにもたれて。 あたしは。背中からそうるに抱かれる形になる。 そうるの腕は。あたしの腰にしっかり回されて。 だんだん。そのまま。あたしの全身をなぞり始める。
絡みつくそうるの腕に。囚われたような感覚が走る。 束縛されるのは嫌いじゃない。むしろ好き。 そんなあたしの性癖を知ってるそうるは。強く強く抱き締めてくる。 やばい。やばいやばい。そんなんされたら気持ちよくなってくる・・・。
「お風呂やのに・・・。」って。小さい声で言ってみたけど。 あたしの首筋に吸い付いたそうるの唇は離れない。 「後にしようや・・・。」って。ちょっと抵抗してみたけど。 あたしの耳たぶを噛むそうるの歯は離れない。
でもあたしだってずるいもんで。本気でイヤだなんて思ってない。 あたしに触れるそうるの手は。あたしの大好きな手で。 あたしの背中に感じるそうるの体は。柔らかくて気持ちよくて。 もっと触れ合いたい。もっとそばに行きたい。もっとそばに来てほしい。 そう思うのに。口から出る言葉は正反対で。やっぱりあたしは素直じゃない。
「こっち向いて。」ってそうるに言われて。 そうるの方に向き直ったら。ゆっくりと唇を重ねられる。 こじ開けられたあたしの唇。その中にそうるの熱い舌が入り込む。 そして。あたしを味わうように。甘い甘いキスを続ける。
いっぱいキスをして。いっぱい触れられて。あたしは幸せやった。 漏らしたら響きそうな声を必死で抑えて。吐息に変えてたら。 「声出してええよ。吸い取ったるから。」ってそうるは言って。 あたしが喘ぎそうになったら。唇を覆ってくれた。
それはそうるの優しさ。でもそうるは分かってない。 唇を覆われることで。そうやってキスされることで。 またあたしが快感を与えられて。喘いでしまうことを(苦笑)。 そうるがやってることは。結局すべて。あたしを感じさせるから。 そうやって声を消そうとしたって。無理なんよね(苦笑)。
ねぇそうる。あたしにとって。 あんたのことしか見えてないこの時間。 あんたのことしか考えられないこの幸せな時間。 永遠に続けばいいのにと思えるような。 そして止まってしまえばいいのにとすら思えるような。 愛しくてたまらないあんたとの戯れの時間に。 あんたは。何を思ってるんやろう。
与え続けられる快感の中で。ふと冷静になった頭でそんなことを考える。 そしたら突然怖くなってきて。目の前にいるそうるが。急に遠く思えて。 あたしはまたそうるに抱きついてしまう。 「どしたん?」って。そうるはちょっとびっくりしたような反応をして。 それからは。ぴったり体をくっつけて。あたしを抱いてくれる。
そうる。あんたのことが大好き。この気持ちが。 もうあたしのコントロールなんて振り切って。どんどん高まっていくねん。 それがあたしは。時々どうしようもなく怖くなるねん。 冗談じゃなくてほんまに。あんたのことしか見えてない自分が怖くなるねん。 人を好きになる気持ちに。限りなんてないんやろうけど。 どんどんあんたを好きになって。ほんまに気持ちがどうにかなりそうで。 こうやって抱き合ってても。どうしようって不安になるねん。
なんでなんやろう。愛してる人に愛されて幸せやのに。 そうる。あんたがそばにいてくれて。あたしは確かに幸せやのに。 なんで怖くなるんやろう。なんで涙が出るんやろう。
*追加* 大好きな曲。「AQUALOVERS 〜DEEP into the night」が。 今回の戯れに。あまりにも合ってたんで。また歌詞紹介。
躍る 揺らめく 柔らかに泳ぐ 気絶しそうな夢を見て 星の波間に 躰を委ねて 息を止めたら そして世界は ボクらを失う すべては闇にさらわれて 燃え尽きそうな 刹那の余韻に 君とどこまで・・・・・・
うーん。やっぱりあたしは好きやなぁ。この独特の世界観が。 |