***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年08月22日(木)キスで溶かされて・・・。

なんだか分からないけど、
いろんなことがうまくいく日ってあるもんで、
あたしにとっては今日がまさにそうだった。

練習でも楽しい気分が最後まで続いてた。
いつもならうまくやれなかった時とかに、
ちょっとしんどいわーとか思ったりすることもあるのに、
今日はそんな時でも「次がんばろう」って、
自分でもびっくりするくらい素直に思えた。

あたしは自分のまわりに起こることに対して、
結局は全部自分の気の持ち様だって思ってる。
これはあたしがそうるに教えてもらった1番大事なこと。
気分の浮き沈みが激しいあたしは、
さっきまで笑ってたかと思えばもうへこんでる、
そんなことは日常茶飯事。
でもそういう自分ってけっこう疲れる。
そんなあたしにそうるは言ってくれたんだ。
「物はすべて自分の考え方次第やって。」
「自分の中で沈んでたら輝きも生まれてこーへんで。」って。
(そう言った後で自分に照れて笑ってたけど☆)
あたしの中であの言葉は生き続けてる。

いつもそんな感じでいられたら1番いいけど。
なかなかそう思い続けることは難しい。
でも今日はなんだか前向きで、
いろんなことに対してがんばろうって思えて、
まわりの友達に対しても優しくなれて、
なんかうまく言えないけどいい感じだった。

そしてさらに幸せなことに。今日はそうると。
ちょっといいこと(いけないこと?)しちゃった。

休憩中。たまたまトイレに行った時。
そうると一緒になった。
「今日は久々に暑いよなー。」
「でもなんかめちゃめちゃ楽しいわ。」
「なんでやろ。テンション高いから?」
あたしは手を洗いながらひとりでしゃべってた。
そしたら。背後から抱き締められた。
・・・びっくりした。息が止まるかと思った。

「ちょ・・・どうしたん?」あたしは驚いて聞く。
「なんか。抱き締めたくなった。」そうるは言う。
「・・・え。いや誰か来るって。」あたしは焦る。
「こーへんって。」そうるはあたしの耳を噛む。
そして唇はあたしの首筋にもそっと吸い付く。

耳と首筋はあたしの超ウィークポイント。
だんだん体に力が入らなくなってくるあたし。
「ちょ・・・汚いって。」汗と埃まみれなのに。
「汚くなんかないって。」そうるはやめようとしない。

あぁ。イヤじゃない。やめないで。・・・でも。
やばいやばい。このままじゃ完全にそうるのペース。
あたしはなんとかそうるの腕をほどいて振り返る。

「どうしたんよ。いきなり。」そうるを見つめて言う。
「だって。なんか今日のあんたかわいいねんもん。」
「・・・!!」あたしは絶句する。
ばかそうる。こんな真昼間から何を言うのさ。
顔が赤くなってくるのが自分でも分かる。
そうるはそんなあたしを見てちょっと笑う。
そしてあたしを壁に押し付けて。
あたしに有無を言わせる隙も与えずに。
唇を重ねてきた。

(いや・・・だから誰か来たらどうするつもりよー?!)
あたしは心の中で叫ぶ。でももう抵抗できない。
そうるはあたしの唇を開いてそっと舌をねじ込む。
ゆっくりと舌を絡める。甘い甘いキス。
快感が全身を走る。幸せが全身を満たす。
久しぶりに感じるそうるの体温。ぬくもり。
大好きな柔らかい唇の感触。舌の感触。
あたしはそうるにされるがまま。
あぁ。やばい。溶かされる・・・溶かされる・・・。

息も止まりそうに思える時間の後。
そうるはゆっくりと唇を離す。
しばらく無言で見つめ合っていたら、
「ピィー!!!」って笛が鳴るのが聞こえた。
休憩終了の合図。あたしは我に返る。
そうるはちょっと名残惜しそうにあたしを見つめて、
あたしの唇に軽いキスをひとつ残していった。
グランドまで走っていくその後ろ姿を見て。
あたしはまた涙が零れそうになる。


ねぇそうる。どうしてあんたは。
あーゆうことをサラっと言ってのけるかな。
「抱き締めたくなった。」とか。
「かわいいねんもん。」とか。
ひゃー。ひゃー。もうこそばゆいわ。
あたしの反応見て楽しんでたんやろうけど。
バクバク音を立ててたあたしの心臓。
抱き締めるあんたにも伝わってたんやろうけど。


あぁ。またやられた。悔しい。
あたしとそうる。いつだってそうるが一枚上手(苦笑)。

でも。でもなんだか嬉しかった。
いい感じのあたし、ちゃんとそうるに伝わってた。
自分の中でいろんなことが前向きだと、
きっとそういうオーラが出てるんだと思う。
今日そうるがあたしをかわいいって思ってくれたのも、
その辺のことなんじゃないかと思ってみたり。


ねぇそうる。あたしがんばるわ。
ちゃんとあんたに認められる存在になるために。
あんたのその優しさとか包容力とか、
そういうのにつり合う存在になるために。
きっとそういうこと言ったらあんたは、
「何リキんでんねん。」って笑うんやろうけど。
でも。でも。あたしはあんたが大好きやから。
もっともっとあんたにも好きになってもらいたいから。

あ、でもひとつだけ。
あんな見つかりそうなとこでのでキスは勘弁して(笑)。
まぁスリリングではあったけどさ(爆)。





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