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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年08月08日(木)ヒミツの関係。

今日も朝から練習。気温36度。暑すぎ。
あたしはちょっと早めにグランドに着いて、
みんなと話しながらスパイクに履きかえる。
しばらくするとバイクの音がしてそうるが到着。
やめとけって言ったのに半袖で登場。
しょーがないヤツ。また皮剥けても知らんで。
そう思いながらあたしはそうるに声をかける。
「おはよう」「おっす」って普通に言葉を交わす。

あたしとそうるの関係はみんなには内緒。
実際みんなと一緒にいる時は、
そうるはあたしにあんまり話しかけない。
あたしは話しかけてほしくて仕方ないけど、
それはそうるなりに気を使ってる部分かもしれない。
だってチームの中でそういう特別な関係があるのは、
やっぱりあんまり望ましいことじゃないから。
でもそうるのこと、きっとそこまで考えてなくて、
単純に秘密にしたいってだけかもしれないけどね。

そのせいなのかな。他の友達に言わせれば。
そうるとあたしの関係はすごく微妙に映るらしい(笑)。
仲いいこともお互いを好きなことも分かってるけど、
なーんかよそよそしいとこあるよなぁとか言われたり。
そりゃ意図的にそうしてるのさ。・・・なーんて。
言えるわけないけどね(爆)。

そうそう思い出したよ。
前にみんなで飲み会をやった時のこと。
ちなみにそうるもあたしもお酒は大好き。
でも強さでいったらそうるの圧勝。
ほんとにそうるはザルのようにカパカパ飲むの。
あたしだって弱くはないし、そこそこ飲めるけど、
そうると同じペースで飲んでると絶対つぶれる。
だってジンとかウォッカとかロックで飲むのよ。
しかも何杯も。信じられん。恐ろしい。
でもそういうとこかっこよくてスキ(爆)。

そしてその日もあたしはそうるのペースで飲んでて。
結局先に酔ってフラフラしてて。
「もー危ないから。」ってそうるに捕まえられて。
はがいじめにされて膝の上に座らされた。
「違うのートイレに行きたいのー」って言うあたしに、
「場所分かる?一人で行けんの?」って聞くそうる。
首を振るあたしの手を握って立ち上がるそうる。
「しょーがないなぁ」って言うそうる。
そうるに手を引かれておとなしく着いていくあたし。

そんなあたしとそうるを見てた友達が後で言った。
「あんたら絶対出来てるやろー?」って。
「2人でラブホテル入りそうな空気やったし。」って。
「見てるこっちが鼻血出そうやったわー。」って。
あたしは「あははー。」って笑ってごまかす。
そうるはニヤっと笑って知らんぷり。


ねぇそうる。友達と一緒にトイレに行くなんて。
そんなのよくあることなのにね。
でもあのコにはあたしとあんたが特別に見えたんだ。
あたしたちの間に流れる優しい空気が分かったんだ。
なーんか。なーんか嬉しいね。そう思われるの。

「そうるのことが好き」って公言できへん。
「さあやのことが好き」って公言してもらえへん。
でもね。あたしはあんたと一緒にいられるだけでいい。
ヒミツの関係だっておもしろいもんやし。
楽しもうと思えばきっと何だって楽しめる。
あんたと一緒なら何だってスペシャルになる。

ねぇそうる。あたしとあんたのヒミツの関係。
いつまでヒミツのままにできるやろね。
あんたは嘘つくのウマイけどあたしは苦手やし。
いつかボロが出てもたらどうしようね(笑)。





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