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■ OO7でなく009
テレ東のヤツ。 確か放映開始の時、未完のアレを世に出すために、今更のリメイクなんですよって、聞いた。 『天使編』、『神々との闘い編』
簡単に要約すると、『天使編』は地球は神々にとっての人間牧場で、品種改良していた人間が思うように育たなかったので、殺してしまえと。で冗談じゃないと、家畜側の人間の代表であるサイボーグたちが戦いを挑む・・・ところで未完。
『神々との闘い編』は、『天使編』の後を受けての仕切りなおしで、世界の神話伝承は神と呼ばれる異星人によるものだということで、全世界に空を覆い尽くすように空飛ぶ円盤が降下したところで連載誌の廃刊で未完。
公式では『神々との闘い編』と『天使編』の順序が逆になってて、ラストが『天使編』。「サイボーグ009の世界」という愛蔵本での石ノ森御大のコメントでは、神々とのバトルは天使編と悪魔編の二部構成に分かれていて、サイボーグたちが神々と対等な力を得るために、目覚めた001からESPをさずかるというので、マクロな戦いから細胞レベルのミクロな戦いまでにいたるもの・・・ということだった。
・・・・で、『天使編』連載をメインにしたというか、そのための雑誌が出版されるはずだったけれども、(島田和彦の「スカルマン」が連載されたアレ)創刊前に巨星堕つ・・・・
で、たしか三、四年前にシリアルナンバー付きの10万する本に「神々との戦い」のイラスト・ボード掲載ってなってたけど見れるわけ無いじゃん。
で、テレ東。 ワタシゃ『ヨミ編』の「君はどこに落ちたい」をキープして、あとは最後の1クールくらいから見はじめればいいかなと、おもってたら。はじまらねーはじまらねー。つか最終回直前スペシャル!? だまされたー!!!!
が、しかし『ヨミ編』ラストは燃えた燃えた。 けど、あと二話残ってる・・・へんな付けたし、水増し、後日談で感動をぶちこわさなければいいけんども・・・・
そしたら公式HPでこれだ!!
サイボーグ009 完結編 Conclusion God's War
原作者の他界によって、この完結編が陽の目を見ることは永遠に無くなるかの様に思われた。 が、石ノ森は生前、"完結編"のプロットとアイデアメモを描き遺していたのである。 名を『2012 009 Conclusion God's War』という。 石ノ森の死から5年。その間、長男の小野寺丈、次男である小野寺章によって、石ノ森の遺した膨大なプロットとアイデアメモの構成作業が続けられた。そのメモは大学ノートやスケッチブック数十冊分にも及び、病床の中、最期の時を迎える間際まで渾身の力で描き続けられていたものだ。
たった、二話でできるんかいっ。それとも延長か!?
そして――。 まるで糸を紡ぐが如くひとつの物語に昇華されていったそこには、『天使編』とも『神々との闘い編』とも異なる、まったく新しいストーリーがあった。
え・・・・。(゚∀゚;) 『神々との闘い編』や『天使編』の補完は無し。
――『サイボーグ009 完結編〜Conclusion God's War〜序章〜』――。 石ノ森章太郎の遺した009最後のエピソード。これはその壮大なる序章である。
今度もまた、結末棚上げかよ! 未完増やしてどーすんだよ!
で、見た。 しかし、本編冒頭にいきなり石ノ森本人幾ら御大が出てきても 一人のカリスマが世界に危機をとか宗教洗脳みたいなイメージは、終わってるような・・・
あ。神々といえば、孔雀王のやおろずの神々との戦いはどうなったんだ。あれも投げ出しか?
2002年10月08日(火)
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