今日はお義母さんの同窓会用の葉書のデザイン、印刷をお手伝いするためにダンナ実家に帰る予定の日だった。と書いているとうちって本当によくダンナの実家に帰っていると思う。まあ、車で30分と近いってのもあるけどダンナ母ってのが私の性格によく似ていてさばけていて、むこうも私を似ていると思っていてほどほどに可愛がってくれる、その絶妙な距離感がいい感じなのもその理由かな。ダンナは上に兄さんがいる男二人兄弟なんだけど、それはまあ二人ともマメにダンナ実家に帰ったり一緒に旅行したりして孫を見せて親孝行している。私の母は私と妹の女の子二人の子どもで、今気兼ねなく話したり行き来できるのでよかったとよく言うけど、ダンナのところを見る限り男の子ばっかりというのも悪くはないなあとも思ったりする。そんないい「お義母さん」なんだけど一つ食い違うのは「子どもを保育園に預けるのは可哀想」という考えぐらいかな。私としてはお義母さんの言うことは「正論の一つ」であって絶対的な正解ではない、というスタンス。でも未だにこの話題の核心に触れることはお互い避けているという感じ。
実家の近くの美味しい割烹で待ち合わせして座敷で昼ご飯。ここ、本当に美味しいのだ。ちまちまと入っている普通のお惣菜、天ぷらとかお刺身とか所謂松花堂弁当みたいのなのだけど、素材と料理法が際立っているんだろう。ぐりももくもくたくさん食べていた。特に春限定の巻き物がものすごーく美味しかった。菜の花とおしんこといかなごとたけのこを巻いているんだけど、これがまたあっさりして筆舌尽くしがたいほど美味しい。家で作ってもここまで美味しくないだろうけど作ってみよう。いかなごが出てくると春、このあたりはいかなごの釘煮をこの季節になるとどの家庭でも作るみたいです。私は実家奈良だから知らないんだけど。
さっさと葉書をプリントアウトし終えて、早々にぐりぐらをお風呂に入れてもらって夕食はお義母さんの手作りを毎度のごとくご馳走になる。で次のうまいものは「うど」、中は酢味噌あえでりんごのようなしゃきしゃきして少し甘い食感、皮は少しのひき肉ときんぴらにしたものをいただいたんだけどこれがまた美味しかった。「すごく美味しいです」と言うとお義母さん、家に帰るまでに新たにつくって持たせてくれた。嬉しい〜ありがとうお義母さん。
おばあちゃんちに行ったらよく遊んでもらってもちろんお昼寝をパスするぐりぐらなので、8時ぐらいに帰ってきたら二人ともチャイルドシートでぐっすり。なので逆に夜の時間がゆっくりできるのです。とりあえず帰ってきて朝買ってあった桃の花をお雛さまの前に飾ってみた。うーんいい感じだ。今日はぐりがおじいちゃんの顔をキャッキャ言いながら触って遊んでいた。おじいちゃんもかなり嬉しそうだったぞ。
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