経理の心理

2002年09月02日(月) 税効果会計って別にトクしないんですね

今日は連結決算講座の4回目。
内容は題名にあるように、税効果会計と海外子会社の連結。
これまでと違い、睡眠ばっちしの日曜明けだったので、睡魔に苛まされる事無く理解に努めました。

で、税効果会計。
これまで言葉だけは聞いた事があり、字面で想像してたのは「税の効果を考えて、どれだけ税を納めないで済むか、を表現するすばらしい会計手法」というもんでした。きっと導入すれば、納税コストが減り、使える資金が増えて万万歳じゃないって。思ってましたよ。ふつうに。

んで、実際は全然違ってて、会計上と税務上で費用・収益の扱いが違う為に、その違いをきちんと会計上で表現しましょう、ってことらしい。らしい?
イマイチよく分かってませんが、導入するからってハッピーになるわけではないらしい。らしい。
まあ、繰延税金資産という考え方をもって、税金を徐々に償却できるために多少は決算書上で良い数字を表現できることもあるらしいけど。

ちなみ明後日の最終回は月次決算作業真っ只中のために出席できず。
ここから先は自身で精進や。これをきっかけに掘り下げていきたいと思ふ。

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全然話し変わるが、環境会計って今日初めて知りました。遅すぎるとは思いますけど。
企業で環境改善に関してどれだけ貢献したかをそれぞれ指標を作り、表現してるとのこと。
米国系は業績への影響を表すことを主眼とし、欧州系は純粋に環境保全に向けた活動の評価を目的として行なっているとのこと。

今は企業会計で精一杯だけど、「会計」というものが、視野を広げれば、環境をはじめ、いろいろな分野で物事の評価方法として使えるんだと広い概念だと改めて感心しました。数値にすることの是非は常に問われるとは思いますが、判断をする指標として常に頭に置いておこうと思います。


今日の労働 9:00〜17:00
今日の英語 リスニング2.5時間(8/1からの累計:62.5時間)


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