■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

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2004年03月27日(土) ■TMS・ジャパンメソッド■ で学べること

::::::『心で治すからだの病気』::::::
■心身症に勝つ■
片山善朗 著


ところで、わたしの臨床経験からみて、心身症の患者さんにはどういう人が多いかと言うと、一般的にまじめな人で、人あたりがよく、いわゆるスキがない感じを受けます。

それで、ノイローゼとはちがって比較的落ち着いた態度がみられ、どちらかといえば淡々としていて感情の揺らぎがなく、症状以外のことでは泣きごとをあまり言わない感じの人たちです。

つまり感情閉鎖的な印象をうけるのです。

したがって心身症の患者さんを精神療法する場合、奇妙に聞こえるかもしれませんが、
まずいかにして感情を呼び起こしてもらえるかということに苦心します。

また、男性の心身症の患者さんは、理念的で知性化している傾向をもっているように思われます。身体症状にかんして、その原因や発現メカニズムについて「医学的にはどうなんですか」といった質問をよくしますが、心理的・情動的な面におよぶとあまり関心を向けないようです。

そして、身体症状には悩みますがノイローゼの人たちと多少ちがって、症状を持つ”自分”に対してはあまり悩んでいないようにみえるのです。

つまり身体症状に対してうらみや敵意を向け、なにか自分とは切り離してしまっているようにみえてしまうのです。ですから、そんな面がかえって社会的には適応がよく、見かけ上は対人関係の比較的よく結べることにつながるのかもしれません。

しかし、そのままでは身体症状もなかなか改善されないことが多いので、
心理的・情動的な葛藤の処理に目を向けていって欲しいと思います。

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これセンセからお借りした本です
第一刷発行年は1980年
いまから24年も前の本ですね

心身症とその対処の仕方がわかりやすく
書かれています




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まずいかにして感情を呼び起こしてもらえるかということに苦心します。

ここ、ストレスリストや一人小芝居に通じますね


その原因や発現メカニズムについて「医学的にはどうなんですか」といった質問をよくしますが、

【メソッド】
ではこの部分が重要視されています


心理的・情動的な葛藤の処理に目を向けていって欲しいと思います。

そしてもちろんこの”葛藤の上手な処理の仕方”を学ぶことができます


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