■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

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2004年02月11日(水) 仕事と腰痛

仕事のことが気になって
一旦帰宅した父ですが
やはりまだ体調が悪いので
もうしばらくセンセの医院で
ゆっくりすることになりました(^-^;

仕事といえば・・・

センセにお借りした
『THE BACK LETTER』に
仕事と腰痛のことが書いてありました

「このプログラムは
MSDを有する労働者を
軽作業、休職および再訓練の
プログラムによって治療し
雇用者にMSDを予防するための
様々な人間工学的対策を講じる様に
命令する事を試みるものである。」




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― 問題の多いMSDの定義 ―

新規の提案が示している広義で際限のない定義を当てはめると、単なる腰痛およびその関連症状を、仕事に関連した筋・骨格系障害と誤って判断する可能性が出てくる。


腰痛は、毎年、米国の総人口の50%近くを悩ませている。ある統計によれば、定められたある時点で腰痛に苦しんでいる人々は、成人人口の20%を超えるという。

腰痛は、まだ労働人口に入っていない13〜19歳の若者にも極めてよく見られる。また、米国の退職後の高齢者の20%を越える人にも、日々影響を及ぼしている。(Edmond and Felson、2000)



椎間板変性、椎間板ヘルニア、脊柱菅狭窄および骨棘症のような構造上な異常はいずれも、腰痛症状のあるなしにかかわらず、一般集団においてよくみられる。(Boden et al、1990)


一般集団におけるうつ病および他の精神障害の有症率が高いことも、同じく不正確な診断がなされる可能性を引き上げる。様々な研究によれば、一般医の診療所の患者の20%が、かなりのうつ病症状を有している。

なぜこれが、仕事に関連した障害と関係あるのかというと、うつ病の患者は、医療機関を受診した際に、筋・骨格系愁訴を訴えることが多い。最近の国際会議では、うつ病患者の69%が身体症状を訴えていた(simon et al、1999)


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