2003年05月29日(木) |
「月経前症候群(PMS)」 |
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排卵から月経開始までの時期に現れる身体的・精神的に不快な症状を「月経前症候群(PMS)」といいます。 排卵のある女性であれば誰でもおこり得る症状です。
原因はさまざまな説があるのですが、月経が順調な人でも起こるので、最近は卵巣性ホルモンの周期的な変化による中枢神経の神経伝達物質(セロトニンなど)の調節障害が、PMSの発祥に関与しているのでわないかといわれています。
軽いものまで含めると約50%〜80%の女性に何らかの症状があり、アンケートをとると、イライラ、腹痛、乳房緊張感、怒りやすい、腰痛、頭重感、眠気などがおもな症状としてあげられます。
日常生活さえ困難なほどひどい症状がでるものを「月経前不機嫌症候群(PMDD)」といい、PMSの症状がある人のうち。5%くらいは治療が必要かもしれないといわれています。
ほとんどの場合、特別な病気ではないとはいえ、不快な症状をなんとかしたいと思っている人は多いことでしょう。
次のようなセルフケアを試してみてください。
まず毎日の記録をつけてみることです。 症状の現れる時期や特徴を知ることは、診断のうえでも大切です。 また、理由のわからなかった不快な症状が、PMSだと気がつくことで気持ちがらくになり、症状が軽くなることもあります。 3周期くらいを目安にがんばってください。
月経は黄体ホルモンがアドレナリンの分泌の調節に関係しているため、血糖の調節機能も変化します。 そのため、血糖がやや下がりやすくなるので、3時間間隔を目安に炭水化物をとるとよいでしょう。 イライラや、ボーッとした感じを防ぐ事ができます。
ただ、甘いものは避けましょう。 血糖が急激に変化すると、血糖を下げるインシュリンの分泌などから考えて、あまりすすめられません。 一日の食事を小分けにして食べるくらいの気持ちで。
ストレスも憎悪因子となります。 よく寝る、ほどよい運動をする、規則正しい生活をするなどは、体調を整えるのに非常に有効です。
また、入浴時に工夫を加える、マッサージ、アロマテラピー、趣味など、自分自身がが楽しめるリザクゼーショやストレス解消方をさがすことも大切です。 頭痛などには、無理せずに鎮痛剤を用いたほうがいいかもしれません。
症状は人それぞれですから、対処法もさまざまです。 友人と症状について話し合うだけで、よくなる場合もあります。
しかし、どんなにがんばってもよくならない場合は、病院への受診をおすすめします。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::
これ↑は健康保険組合から送られてきた小冊子の記事です。 【 中枢神経(セロトニンなど)の調節障害 】 【 気がつくことで症状が軽く 】 【 アドレナリンの分泌の調節に関係 】 【 ストレスが憎悪因子 】 【 症状はそれぞれなので対処法もさまざま 】 【 症状について話し合うだけでよくなる場合もある 】
《 PMS(月経前症候群)の症状 》
<精神的症状> ・イライラ・不安・緊張感・情緒不安定・攻撃的・抑うつ ・集中力低下・疲労感・眠気・甘いものから塩辛いものへの嗜好の変化
<身体的症状> ・乳房症状(乳房緊張感、乳房痛、乳房過敏) ・胃腸症状(下腹痛、腹部膨満感、食欲亢進、便秘または下痢、吐き気、嘔吐、口の渇き) ・その他(ふきでもの、浮腫、体重増加) :::::::::::::::::::::::::::::::::: う〜〜ん、ケイしゃんにも当てはまる症状があるなぁ〜!っていうか、ほとんどの不定愁訴が書かれているような(−。−) 生理なんて毎月あるんだし・・・乳房症状は別としてもこれに当てはまらない人なんているのかしらねぇ? 男女にかかわらず(←。←) 男性だったらストレス、、、生理がなくなったら更年期障害、、、なんて言われるんだろうなぁ〜(←。←)
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