――― 脳神経細胞活性化の仕組み全体像を解明 ――― 【金大大学院の東田教授ら アルツハイマー新薬開発に前進?】
金沢大学大学院医学系研究科脳細胞遺伝子講座の東田陽博教授(56)(脳医科学専攻)らのグループが、アルツハイマー病やパーキンソン病とも深くかかわりのある、脳の神経細胞を興奮(活性化)させるメカニズムの全体像を解明した。
アルツハイマー病治療などのための新薬開発に役立つ可能性があるという。 英国の科学誌「ネイチャー」の姉妹誌「ネイチャー ニューロサイエンス」六月号のインターネット版に掲載された。
東田教授によると、脳の覚せいや働きの活性化は、神経情報伝達物質であるアセチルコリンが脳の神経細胞を刺激することで起こる。 アルツハイマー病などでは、この物質が減少し機能しなくなってしまうことが分かっているが、アセチルコリンが脳の神経細胞にどう作用するのか全体像がつかめていなかった。
東田教授らはアセチルコリンの刺激によって生じる神経細胞内のたんぱく質の動きに注目。 Cキナーゼという酵素が、神経細胞の活性化に関与するという仮説を立てた。
そのうえで 〈1〉 Cキナーゼが別のたんぱく質と複合体を作る
〈2〉 アセチルコリンの作用(刺激)で、複合体のCキナーゼが遊離、活性化され、細胞膜に存在しているイオン(電位)を通す
〈3〉さらに別のたんぱく質の働きを促し、神経細胞が興奮(活性化)する
――という仕組みを解明した。
東田教授は
「たんぱく質が単体でなく、複数結合し複雑に機能していることが分かった。たんぱく質の間でどのように結合したり離れたりするかを研究しないと、人の体の本当の機能は分からないが、今回の解明でアルツハイマー病の治療薬の開発が促進される可能性がある」
としている。
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今日の新聞に載っていた地方版の痴呆の記事でしゅ(^-^;
天皇陛下の手術を担当したのは、高校の野球部の仲間らしいし。。。 根上出身の不妊治療で有名なK先生も同じ歳のはず。。。
優秀な人材が揃っていたんだね(*^.^*)
というか、今までの情報にとらわれない 《 広い視野を持つ人 》 といえるか? 変わり者 。 。 。 なんて言ってない、言ってない(^-^;
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