2003年02月09日(日) |
うつ・うつ状態・抑うつ状態 |
TMSの掲示板で「うつ」と「痛み」のことが少し話題になっていましたね。 昨日ダーリンがこんな本を買ってきました。
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「うつ」の患者さんに対しては、うつ病、うつ状態、抑うつ状態といったさまざまな言い方がされます。 そのために、「うつ病」と「うつ状態」と何が違うのだろうと疑問に思う人が少なくありません。
「うつ状態」と「抑うつ状態」というのは同じ意味で使われます。 気持ちが沈み込んだ状態を表現する言葉です。 ですから、うつ病の患者さんでなくても、気分が沈み込んでいれば「うつ状態」という言葉が使われます。
自分の世界に入り込んでしまって現実とうまく関われなくなる精神分裂病にかかっている人が、自分の病気に対して悲観的になって気持ちが落ち込むようなことがあれば、精神分裂病の「うつ状態」というふうに表現しますし、不安のために日常的な生活に支障をきたすような不安障害の人が、自身をなくしてふさぎ込んでいれば不安障害の「うつ状態」と表現します。
そうした精神的な問題を感じていない人が日常的な出来事のために落ち込んでいる場合にも、またうつ病の症状として抑うつ感を体験している場合にも、「うつ状態」という言葉は使われます。 つまり、「うつ状態」というのはうつ病よりも広い概念なのです。
一方、うつ病は、「うつ状態」が症状の中心になっている場合に使われる用語です。 その細かい定義については後で詳しく説明しますが、「抑うつ気分」や「興味や楽しみの喪失」のためにひじょうに苦しい思いをしたり、生活に支障が生じたりした場合にうつ「病」という表現が使われるのです。
最近の研究では、日常的な軽い落ち込みと、うつ病と呼ばれるほどの深刻な落ち込みとをはっきり区別することはできないと考えられるようになっています。 これは双生児研究の第一人者であるロバート・プロミンによる研究で、双生児を対象にした遺伝研究において、軽い落ち込みからうつ病と言われる状態までの症状の強さは連続的に変化していて、いわゆる「正常」と「異常」をはっきりとわけることはできなかったと言います。
うつ状態は薬で改善させることができる脳機能の変調という意味では病気ですが、生活に支障が出てきているかどうかでうつ「病」かどうかが決まるという意味では病気とも言い切れません。
::::::::::::: 「うつ」を治す 大野裕 著 :::::::::::::::::::::
ダーリンのは、 【日常的な出来事のために落ち込んでいる場合】の「うつ状態」で・・・
母のは、 【アルツハイマー病】の「うつ状態」で・・・
ケイしゃんのは、 【日常的な出来事のために落ち込んでいる場合+慢性疼痛】の「うつ状態」・・・ だったのか??? またすぐに分析したがる悪い癖がでた(^-^;
今日もケイしゃんは調子がいい(*^.^*) 母は調子が悪い日みたい(>.<) 朝からそわそわ・・・着替えて帽子をかぶっているので
「どこかへ行くの?」 「今日は病院へ行く日でしょ!」
「今日は日曜日だから病院は休みだよ。」
「・・・・・。」
行く!と言い張らないから、まだ対処はできる。その後もいろいろ混乱がみられました。 自分でも、混乱していることを自覚できるようで、
もう病院はこりごりだよね。
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