《腰》 人体で、脊柱(せきちゅう)の下部から骨盤のあたり。 体の後ろ側で胴のくびれているあたりから、一番張っているあたりまでを漠然とさす。 上体を曲げたり回したりするときの軸になり、体を動かしたり姿勢を保ったりするときに重要なところ。人間以外の動物にもこれをあてて言うことがある。
【腰が重い】 ・なかなか行動を起こさない。なかなかその気にならない。
【腰が軽い】 ・気軽に立ち働く。 ・軽率に行動する。 【腰が立たない】 ・座り込んだままで、立とうとしても立ち上がることができない。
【腰が砕ける】 ・腰の安定を失う。腰の力が抜ける。 ・気力を失って中途で挫折する。腰くだけになる。 【腰が据わる】 ・落ち着いて物事をする。
【腰が高い】 ・横柄である。尊大である。頭(ず)が高い。
【腰が低い】 ・腰の位置が低い。 ・高ぶらないさま。謙遜なさま。
【腰が強い】 ・腰の力が強い。 ・気が強く、なかなかくじけない。 ・粘り気、弾力性に富む。腰がある。
【腰が弱い】 ・腰の力が弱い。 ・意気地がない。弱気である。 ・粘り気、弾力性がない。
【腰が抜ける】 ・腰に力がなくなって立つことができない。 ・驚きのあまり足腰が立たなくなる。 ・意気地がなくなる。気力がくじける。 【腰が梓の弓を張る】 ・老人の腰が曲がっているさまにいう。 「老武者は―・り、翁さびたる槍長刀をかたげつれてぞ押し寄せたる /狂言・老武者」 【腰を上げる】 ・座った姿勢から立ち上がる。 ・ようやくあることにとりかかる。
【腰を入れる】 ・腰を安定させる。 ・あることを本気になってやる。真剣に取り組む。本腰を入れる。身を入れる。
【腰を浮かす】 ・立ち上がろうとして腰を少し上げる。
【腰を落ち着ける】 ・ある場所に落ち着く。安住する。 ・落ち着いて物事を行う。腰をすえる。
【腰を折る】 ・腰をかがめる。体を前に曲げる。 ・中途で妨げる。勢いをくじく。 ・頭を下げる。屈服する。
【腰を屈める】 ・体を前に曲げる。会釈する。
【腰を掛ける】 ・こしかける。
【腰を据える】 ・どっかりとすわり込む。すっかり落ち着く。 ・一つの事に全力を集中させる。
【腰を抜かす】 ・腰に力が入らず立てなくなる。 ・非常に驚く。あまり驚いて足腰が立たなくなる。
【腰を割る】 ・相撲で、両足を開き膝を曲げ、腰を低くした姿勢をとる。
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そして・・・
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