2002年10月04日(金) |
心が起こす身体の病気 |
インターネットや本で、TMSのことを知っても 「精神的な痛み」とか「心の問題」 と早合点したり それを特殊なケースと捕らえてしまい せっかくの痛みを手放すチャンスを 逃してしまう人がいる (~0_0~)先生がいつも気にかけていることです
私もときどき腰痛の掲示板で書くことがあるのですが
* 簡単に書くと誤解される * 詳しく書くと反感をかう
このへんがとっても難しい!
心に目を向けてほしいという思いが強く 「身体ではなく心の問題」 と書いたこともあるような これが誤解を生んだか(^-^;
直接会って話しをするのと違い 文章で伝えるのは本当に大変です
なにか良い表現がないものか? と考えていたのですが・・・
昨日の朝 テレビで自律神経失調症についてやってました
自律神経失調症のことを
視床下部くん、交感神経くん、副交感神経くん
が登場するアニメ形式で わかりやすく説明していました
「心が起こす身体の病気」 ↓ これは自律神経失調症を表す言葉だそうです
これってTMSにもピッタリくると思いませんか? まあ、TMSも自律神経失調症の一つだから 当然かもしれませんが・・・
TMSは心の病気なの? 身体の病気なの?
心が起こす身体の病気なのですよね!
腰が痛い、足が痛い、首が動かせない 手が痺れる、背中がカチカチ・・・ 症状をみるとまさに身体の病気です
でも、原因である「モヤモヤした煙」 を作るのは心なのよねぇ。。。
その「モヤモヤした煙」を脳が感じとって 視床下部くんが目を回し 自律神経(交感神経くん、副交感神経くん)の コントロールができなくなったとき ↑のような症状になることがあるのですよね!
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■ TMSとは
TMSとは、「Tension Myositis Syndrome」の頭文字からとった略称で、日本語に訳すと「緊張性筋炎症候群」ということになります。しかし、「筋炎」といっても筋肉に「炎症」があるという意味ではなく、筋肉内に何らかの変化があるという意味でしかありません。この理論を開発したジョン・E・サーノ博士は、TMSの定義を「痛みを伴う筋肉の生理的変化」としています。
またTMSは、これまで単独の病気によって生じると考えられていた筋骨格系のさまざまな症状を、ひとつの症候群としてまとめたものです。たとえば、肩こりと呼ばれている首や肩、背中の痛みをはじめ、腰痛、臀部痛、上肢や下肢の痛みやしびれ、さらに四十肩、五十肩と呼ばれる肩関節の痛み、肘、手首、股関節、膝、足首の痛みまで、これらはすべて共通した原因によるひとつの症候群だと考えます。
■ TMSの原因
では、どうして自律神経系が血管を収縮させるのか、という疑問が出てきます。サーノ博士はTMS、すなわち緊張性筋炎症候群の「緊張」の意味について、次のように述べています。
『この疾患名の「緊張」は、無意識下で生み出され、ほとんど無意識の外に出ることのない感情を指す。その多くは、不快、苦痛、きまり悪さを伴う感情で、本人にも社会にも受け入れられず抑圧される。抑圧が起きるのは、これらの感情を味わいたくない、これらの感情を抱いていることを周りに知られたくないと心が思うからだ。自覚できるのであれば真正面から向き合おうとするのだろうが、いかんせん、人間の心は無意識下の感情を自覚するようにはできていない。またたくまに、それも自動的に、これらの感情を抑圧してしまう』
*********** 【TMS JAPAN】より ********
【TMS JAPAN】から関連項目を載せることについてお許しいただきましたm(_ _)m
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