2010年07月24日(土) |
椿屋四重奏“熱視線vol.8”@渋谷AX(7/20) |
相変わらずもりもり仕事してる毎日です。でも今週は終電とかにはならなかったの。どんな基準だよ。
とりあえず、週頭に行った椿屋のライブ覚え書きを書きました。いやーほんと良いライブだったんす。ぶっちゃけ、ここ最近見た邦楽では一番良いライブをするバンドかもしれんです。
とりあえず、興味のある方はどぞー。 ↓ 私にとって2度目の椿屋四重奏のライブでした。ずーっと横目で見てて、去年ふと思い立って行ったらめちゃめちゃ良かった、という。遅いって自分。 しかし、ここでもぼそっと書いたらあちこちから反応いただいて、あーやっぱりプラファンにも刺さるバンドだよな、と再認識しました。今回は、行きたいと声かけてくれたこまさんとご一緒しました。 開演が19時半と遅かったので、ちょっと腹ごしらえしてギリギリで入ったら、まーAXがパンパンで! 横のドア開けたら閉められないでやんの! こんなに満員のAXなんてウェイブ解散以来だよーとか思いながら、開演すりゃちょっとは空くでしょう、とドアを支えながら待ちました。案の定、SEと同時に前に雪崩れたのでしゅるしゅるっと前に入り、上手の下フロア真ん中辺、かなり見やすい位置に落ち着きました。 何枚チケット出したか不明ですが、プラでもあんだけ出せばもーちょっと落選減るんじゃ…と思った。明らかに人多かったよ。
「熱視線」というライブシリーズの8回目ということで(すまん新規なので詳しくない)新旧満遍ないセットリストでした。次アルバムからの新曲もやってた模様。でも私、オリジナルアルバムしか持ってないので、聞いたことなかった曲もあったんですよねー。ベスト買うかな。それでだいたい網羅できるはず。
ライブ総評。とにかく、楽 し か っ た !!
それに尽きます。曲は大好きだし、演奏もすごく良かったし、盛り上がりも最高で、久々に「何も考えずにただ楽しくて楽しくて、跳ねて笑った」ライブでした。 そして久々に「夢中でボーカルを見てた」ライブでした。いつもけっこう冷静に、他のメンバーの演奏はどうなんだろーとかドラムの確認とかしてるんですが、いや今回もあちこち見てはいたんですが、後半の盛り上がり箇所はもーひたすら、ステージを飛び回る中田さんに釘付けでした。それってけっこうすごいんですよ。 でも中田さん、かっこいいし男前なんですけれどまだ20代でして、いつもおっさんばかり見てる年増女(苦笑)としてはナチュラルに「かわいいな〜」と思っちゃいました。小柄で細身の骨っぽい体型で、ふんわり丸っこい髪型で頭でっかちに見えるので尚更。アクティブに飛び回って表情豊かで、近くで目をカッと見開いて歌われたりしたんですが、それも可愛かった(笑) そしてベースの永田さんの雰囲気が好きです私。多分顔も好みなんですが(笑)、出すぎず引きすぎず、でもしっかり存在感はあってかっこいい音を奏でてる、ていう。変なMCさせられたけど。ドラム小寺さんは、いじられキャラなんだな、てのはよく分かりました。なんか去年見た時より太ってた気がするのが気になりますが。メタリカのパクリで「BOTALICA」てTシャツ着てたのも気になった。 サポートギター氏のお披露目ツアーでもあったのですが、年齢不詳だなーと思って見てたらなんと中田・永田両氏の中学の同級生らしくて、てことは20代かい!と心中突っ込み。さすがにうまくて、安心して見れるプレイでした。ライトハンドやっててびっくりしたし。正式加入されるのかは不明です。
↓セットリスト。シークレットゲスト・石川伸一郎氏のブログより拝借。ありがとう(笑) 1.不時着 2.手つかずの世界 3.舌足らず 4.いばらのみち 5.I SHADOW 6.トーキョー・イミテーション 7.LOOK AROUND 8.moonlight 9.陽炎 10.小春日和 11.一刹那 12.群青 13. ミス・アンダースタンド 14.熱病 15.思惑と罠 16.サイレンス 17.恋わずらい 18.CRAZY ABOUT YOU 19.螺旋階段
~アンコール~ 1.紫陽花 2.LOVE CREATURES 3.幻惑
以下箇条書きで。 ・いきなりミディアム曲始まり。アルバムラスト曲なんて。で、2曲目でどーんと盛り上がる。 ・メンバーの服装は至ってラフでした。中田さんの紫のカットソーがどんどん汗で変色していくのが、太朗くんを思い出す感じだった。 ・「舌足らず」(かっこ良かった…!)終了後のMC後、上手にスポットライトが当たり、いきなり執事姿の青年がトレイの水持って登場。ざわめく場内。無表情で淡々とメンバーにドリンクを配り、上手に戻ってピンスポ浴びながらポーズ。そのまま無言で退場。 ・芸能人に疎いので誰か分からなかったのですが、昼ドラ「娼婦と淑女」の主題歌やってたし男前さんだし出演者だろう、と思っていたらやっぱり俳優の石川伸一郎さんだったらしい。クラシックな執事姿がとても素敵でした。 ・「びっくりしたねー、じゃあ藤堂さんも来てくれたことだし」と「いばらのみち」。こっから怒濤の展開でした。 ・「熱病」はほんとかっこ良かった。よく伸びる声に絡むギターソロが心地良かったです。 ・「恋わずらい」からのラスト3曲の展開が素晴らしかったです。完全に気持ちを持ってかれて、わーいと跳ねて中田さんを見てた。「CRAZY ABOUT YOU」の大合唱の多幸感ったらなかったよ。 ・近くで目ん玉ひんむいてる中田さんを見て、あらエレカシ宮本氏に似てるかも…と思ったのですが。 ・しかし「螺旋階段」ラストのキメで小寺さんがスカり、全員ひっくり返る…という演出。どこのドリフだよ! ・情けなーい声で「マジでー?めっちゃかっこ良かったのにー」と言いながら中田さんが立ち上がり、もう一回!とキメ。いったいどこのドリフだ… ・アンコールでも小寺さん以外着替えておらず。あんなに汗びっしょりなんだから変えればいいのに(笑) ・ここのMCがごーっつい長かったよ。おもろかったからいいけど。 ・サポートギター・手島氏の紹介をしたのですが、実は同行してたこまさんは中田・永田両氏の中学の先輩にあたりまして。そしたら手島さんのことも「中学の同級生です」と紹介するもんだから「てことは、フロント3人とも後輩!?」と大ウケ。 ・「幼馴染でやってるバンドとかね、大嫌いだと思ってたんですけどね。気付けばそうなっちゃいました」と。そうか… ・卒業していろいろあって、今回ギター抜けちゃってどうしようかって思って、ジャンル違うし無理かなって思いながら声をかけたんだけど、という話を振られ、手島さん一言「…にゃる(やる)」と噛む(笑)。かわいー!との声に「調子乗んなよ新人!」と言う中田さんは本気だった気がします。 ・秋ツアーの告知をしたのですが「前やった野音はDVDにもなってるけれど、俺がハンドマイクで歌い始めたばかりでめっちゃかっこ悪い」「九段会館でやった『九段心中』てイベントで、最後ほんとに心中しちゃった」「中野サンプラザは5年前にやって、半分しか埋まらなかったんですが」とか、ずっと見てた人にはたまんないんだろうなーって話をしてました。 ・そして野音ライブの告知でいきなり「なんかジャジーなの演奏して」とキーボード氏に振る。そしてその曲に合わせて即興で「野音への行き方」を歌う中田さん(笑)。めっちゃ良い声で良いメロディーで「セレブたちを羨ましいと思いながら○○通りを抜けて〜」「いつかアウディに乗りたいと思いながら〜」「真っすぐ抜けると花畑があった気がする〜」というおかしな歌を歌うもんだから、笑い過ぎてお腹痛かったよ。長かったし。 ・またバラード「紫陽花」はじまり。こう見ると、ベスト的な選曲だったなあ。 ・ラストの「幻惑」も圧巻でした。でもこれも音源持ってないんだよな私。買うか… ・最後「会場のどっかで見てると思う藤堂さんもありがとう」と言ってたのですが、2階席から見てたらしくブログにも画像上げてはりました。セットリストが載ってて有り難かったし、執事の画像に「そう、この人!」てなった。
終了後、こまさんが「久々に、何も考えずに楽しめたライブでした」と私と同じ感想を言ってくれて嬉しかったです。一緒に行った人が楽しめるのが何より。「曲はウエットだけど、ライブはひたすら明るくて健全な雰囲気で楽しい」ていうのも一致。 ドアのところでお土産のハンドタオルもいただきました。「中田画伯の書いた小寺さん」のイラスト入り。なんでどのバンドもボーカルって絵が描けるんだろう… 開演遅かったのでイイ時間で、こまさんは遠方なのでちょっとだけお茶して帰りました。ツアー行きましょうね!とがっつり約束して。東京は野音と中野だけど、できれば関東のライブハウスのどこかに行きたいくらいだ。横浜あたり行こうかなー。
そんなこんなで、本日はレポのみで失礼いたします。 拍手くださった方、ありがとうございました!お返事などは後日。
ライブレポ、長くない?
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