佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2009年05月02日(土) 我に五月を。

意味もなく寺山修司。
連休に突入しましたが、皆さんどう過ごされておりますでしょうか。

私は初日の今日、洗濯や掃除などをしつつ、ぼんやりと猫と戯れたり本を読んだりして過ごしました。そして夕方にふと思い立ち、わざわざ電車に乗って数駅離れた以前住んでた駅前のブックオフまで行って、本を物色してきました。いや、一番行きやすいブックオフがそこだったんですよ、今自転車がパンクしてて(笑)。
少し前に読んだ「紙魚家崩壊」で北村薫氏っていいな、と思って次に「街の灯」を読んだのですが、昭和初期の上流階級ののんびり優しいお上品な雰囲気がとても良く、他にも読んでみようと思って探しに行った訳です。いま、心が疲弊してあまりきつい文章を読めそうにないので、ほんわか優しい本が読みたくて。古い日本が舞台という点で皆川博子さんも探してみたけど、でもちょっと彼女のは今はしんどいかも。
基本的に、おっとりしたお上品な古い世界が好きです。日本の古い世界が好きなくせに大学の授業で江戸文学がどうにも苦手だったのは、そういうことかも。喧嘩やら火事やら心中やら、あまり得意じゃなかったんですよねえ。近松とかそんなんばっかりだし。

買ったのは北村薫「覆面作家は二人いる」、ポール・ギャリコ「七つの人形の恋物語」(表紙が金子国義だったから)、有栖川有栖「乱鴉の島」(未読だった)、谷川史子「おひとりさま物語」でした。
谷川史子さんはそれこそ中学生の頃、りぼんを読んでた頃に好きだった漫画家さんなのですが、すごく年月が流れているにも関わらず、雰囲気が全然変わらず絵も変わらず、というのがすごいと思うのです。やっぱり対象年齢はティーンではなく20代以上の大人の女性になってて、その辺はリアルなんですが、でも本質はすごく健全な少女漫画なままでして。これも、ほんわかしたくて買ってみました。漫画だからすぐ読めたけど、ほんわかできた。

こんな感じで、5連休が過ぎてしまうような気がする…
明日はせめて拍手を更新したいです。待って下さる方いるのか、分からないけど、、、
あ、そうだ。きせかえ.comでプラ電落として設定してみました。携帯画面が一気にゴスになりましたよ(笑)。しかしあの待ち受け、新曲にかけてフクロウのつもりなのかもしれないけれど、形としてははっきりミミズクですが(突っ込み)


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佐山葉月 [MAIL]