2004年08月15日(日)
長野県の白骨温泉の公共野天風呂で、白濁を増すため、お湯に入浴剤(確か 「草津の湯の素」だったと思う)を加えていたという、ニュースが流れたのが 1ヶ月ぐらい前だったかな・・・。 最近では、アチコチの温泉で入浴剤どころか、地下水や水道水を沸かして「温泉」と偽っていたというニュースが毎日のように伝わってくる。
私は温泉が好き。 私鉄の特急を利用すれば、箱根まで1時間半で行けるので、時には日帰りで 温泉に行く事もある。 でも、必ず書いてある「温泉の効能」は、あまり気にした事はなかった。 その温泉に毎日のように頻繁に入ることが出来るのならまだしも、幾ら好きと言っても1年に数度しか入らないのに「効能」を期待する方が無理だと思っている。 私にとって温泉とは、ちょっとだけ現実の生活から離れ、美しい景色を楽しみ、出来れば美味しい料理もあるという+αの部分も充分大事な要素なのである。
偽者の温泉だったという事よりも、長年嘘をついて客を騙してきたという方が厭である。 もしかしたら、今でもヒヤヒヤしているところもあるのかもしれない。 今まで嘘をついている事をどう思っていたのか。 ばれないと思ったのか、嘘を付いている事に麻痺していたのか。 これから、自分の入っている温泉は本物か?という疑いの心を持ちながら、温泉に入る人も少なくないであろう。
あーでも温泉に行きたいなぁ〜と、手元には「日帰り温泉・日帰りプラン」のパンフレットが手元にある。 でも出不精だから、何時ものように、パンフレット見るだけで終わっちゃうだろう。
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