rokoのNotebook

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どっちが候補者?

2004年07月20日(火)


参院選が終わって、早十日たったけど、テレビを見ていて、
お気の毒だったのが、田中直紀氏。
この名前でわからない人でも、田中真紀子の旦那さんと言えば
わかるでしょう。
新潟選挙区で、何とか当選したけれど、選挙運動を見ていると、
どちらが候補者かまるでわからない。
真紀子さん、目立たないように、一切応援演説は行わずに妻を
演じ、選挙カーのウグイス嬢になっていたけれど、有権者から
起こるのは、どこでも「真紀子」コール。
握手攻めにあうのも真紀子さんだし、ご当人もそれがよくわかっているのか
握手のために両手に包帯なんか巻いちゃって。
流石直紀氏も途中で「自分だけで戦う」って真紀子さんを演説会場から
遠ざけたらしいけど、その途端、人が集まらなくなっちゃったんだって。
しかも自分で
「候補者は、田中真紀子ではありません、私、直紀でございます」
と、挨拶しちゃう。

この真紀子さん、夫直紀氏と同じ自民党だったら、何の問題もないの
でしょうが、今や、反小泉の急先鋒。
自民党公認の夫を応援しながら、一方では小泉氏のおひざ元・神奈川県で
民主党候補の応援演説に駆け付け、首相を「粗悪品」「欠陥品」などと、
痛烈批判していた。
自民新潟県連は新人の塚田一郎氏(落選)を擁立し、党本部も「自民2議席
独占」をタテマエに両氏を公認したことを「いじめみたいなことをする」
ってかなり、お怒りだったみたい。
直紀氏の当選が決まったあと、「阿部幹事長がわざわざ特定の候補者と
写真を撮ってポスターを県内に張って回っていたり、向こうばかり
拉致被害者の方が応援に来たりとフェアネスを欠く」って嫌味を言って
いたらしい。
自民党も度量が小さい・・・とは、思わなくもないけれど、政治家も人の子、
あれだけ、奥さんが、反自民で、自民党総裁を痛烈に批判するのから、
他の候補を公認したくなっても仕方ないんじゃあないかなぁ〜。

それにしても「当選したのは、家内のおかげ」という直紀氏って一体
どんな人物なんだろう。
っていうか、この夫婦の日常生活、是非とも垣間見てみたい。。。

越後交通グループの組織力と嫁の知名度をフルに生かした選挙戦だった
けど、それでもギリギリ滑り込みの当選。
地元では「真紀子の威光も薄れた」の声もチラホラ聞こえているらしい。

ープの組織力と嫁の知名度をフルに生かした選挙戦だったが、ギリギリ
滑り込みの当選。
地元では「真紀子の威光も薄れた」の声もチラホラ聞こえるらしい。


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