2002年08月05日(月)
全自治体の足並みが揃わないまま、住基ネットがはじまった。 私の住んでいる市が参加を決めたのは、直前の2日。 住基ネット導入延期を総務省に求める意見書を提出していたし、某新聞のインタビューにも「ネットワーク離脱も選択肢」と答えていたから、どうするのかなとは思っていたけど。 ネット上の地域ニュースにおいて、これに反対する意見が載っていたけど、情報が漏れるという不安と同じに多かったのが、物じゃないのに番号をつけられるという事に対する拒否反応。 この辺は日本人の国民性でしょうね。 日常生活において何時も番号で呼ばれるわけじゃないと思うのですけどね。 それよりも何時までたっても「○○さんの奥さん」とか「○○ちゃんのお母さん」って言われる方が「私にだってちゃんと名前はあるのに〜」と思ってしまう。確かに妻であり、母親だけど、それより以前に一個の人間だからね。
情報に関していえば、住基ネットじゃなくても今の世の中漏れ漏れ。 それに、5年に一度行われる「国勢調査」の方が「ここまで聞く?」と言った内容だった気がする。 そういえば、20年前から私の知り合いは「国勢調査に答えるな。官憲に情報が漏れる」って叫んでいた。尤もその人の場合、国勢調査に関係なく、当然のように官憲側は情報を入手していただろうけど…
初日の今日は、システム上のトラブルが発生したらしい。こういう事が、国民の不安を募らせるのになぁ。。
|