ディリー?闇鍋アラカルト
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2005年03月03日(木) 家庭で出来る安上がり・簡単の癌対策

昨日膀胱癌の疑いのある人に会った。土曜日に精密検査を受けるらしい。それで、癌と決まった訳じゃないけど(疑いと言われただけでかなりショックだったらしい)癌に対する備えについてコーチした。
酒は止めたといってた(どうも医者が酒タバコを止めろと言ったらしい)「タバコもやめなくちゃ」と言ってた。
歯を見るとヤニで染まっている。顔の肌は毛細血管が浮き出ている。猫背。
人類の起源やら進化。・宗教・共産主義・学生運動・アダルトチルドレン・・・と話ている内容は多岐に渡ったが、話している間の彼の姿勢が気になった。
「あなたと私とこうして話しているでしょう。その時の姿勢について考えてみない?呼吸が楽で内臓を圧迫しないのはどんな姿勢だろう?」僕は彼の姿勢と僕の姿勢の違いについて説明する。「楽に呼吸できるのと出来ないのとでは、体にとってどんな違いが有るんだろう?」「内蔵が圧迫されているのといないのでは体にとってどんな違いが有るのだろう?」
食べ物についても尋ねてみる。「お医者さん食べ物の事話してくれた?」どうも教えてくれていないようだ。「β-グルカンとかフコイダンとか聞いた事ないかなあ?」「なんか聞いた事ありますね。」「どちらも検索すると免疫力を高めるとか癌細胞をやっつけるとか、沢山ヒットすると思うよ。尤もサプリメント屋さんのサイトが出て来るんだけど、β-グルカンはキノコ類にフコイダンは海藻類に多く含まれているから、アメ横で大分産の干し椎茸の粉が500円ででっかい袋で売ってるからそれを買って、味噌汁を作る時にむんずと掴んでバサッと入れて、乾燥昆布もバキバキ割ってちぎって入れて、そのダシを引き上げないで、野菜はドカドカ沢山入れて、ポコッと沸騰し始めたら、すぐに下ろして毛布を被せる・・・そうするとそれで15分も経てば煮えるからガスが節約出来るし、煮立たせ続けるより栄養の破壊が少なく、昆布のヌメヌメも出ないし、煮干しも生臭くならない、そしておいしい!で、おいしい味噌汁を食べるとサプリメントなんか買わなくてもβ-グルカンもフコイダンも摂れるんだよ」
次いで安保-福田理論について。
「白血球と癌細胞の関係は聞いているかなあ?白血球には大きく分けると顆粒球とリンパ球が有って、傷を負った時に侵入する化膿菌を退治するのは顆粒球、体細胞の作り替えや癌細胞をやっつけるのはリンパ球の働きなんだ。で、昼は顆粒球が優位になり夜はリンパ球が優位になる。という事は睡眠不足は癌の発生を容易にする事になるよね。副交感神経のツボを刺激するとリンパ球が良く働くようになるし、白血球を調べれば癌に対してどれだけの抵抗力があるかも分かる。治療効果も調べる事が出来る。副交感神経を刺激するのに一番簡単なのは爪もみ療法だね。検索すればやり方がすぐに出てくるよ。それから、検査する時には白血球のリンパ球・顆粒球%・量を調べてもらえば、現在の癌に対する体の免疫力について判定出来るし、治療に際しても改善・悪化の目安になるからね。」
「血液と癌の関係は分かるかな?血の巡りが良くないと、当然リンパ球の回りも良くないよね。そうすると血行を良くする事も癌対策として有効だよね。では霜降り肉の油と魚の油とを比べれば、癌対策としてどちらが有効だろうか?これはすぐに分かるよね。そう、血の巡りを良くするのは魚の油なんだよ。DHAとかEPAとか聞いた事有るでしょ?魚が嫌いなら紫蘇油を摂ってもいいし・・・」
「血流を改善する方法は他にもあって、マッサージ、灸、楽健法、毛管運動なども使えるよ。検索してみてね。」
「血流を改善できると、体温も上昇(低体温から平熱になる)するのだけれど、体温も病気の治癒と関係がある。例えば風邪で熱が出るのは、体がウィルスを押さえ込もうとしているのだが(http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=99310&pg=20041224)癌の場合も体温と癌の発生・治癒には関係がある。低体温では癌が発生しやすいし、体温を上げる事で癌を治療するのが「癌の温熱療法」で、これはやっている病院は少ないけれど、検索すれば出てくると思うよ。それから、風邪の場合は体が熱を出してくれるけど、癌の場合は熱を出せるほどの体力がない可能性が大きいので、エネルギー代謝に関わる栄養素ビタミンB群にも注目しよう。なに、B1/B2・・・・等と一つ一つ考えると面倒だけれど、腸内細菌が健全だと、善玉菌がB群を生産してくれるので簡単だよ。ヨーグルトを食べたり、糠漬けを食べたりすれば大した金もかからないし、ヨーグルトは自分で育てれば更に安上がり!腸内細菌叢が改善出来れば、腸内の悪玉菌による腸壁の傷害・悪玉菌が産生した腐敗有害物質の腸壁からの侵入を抑えられるし、結果として、有害物質を解毒する内臓の肝臓や腎臓の負担も減らす事になるよ。」
「それから、近藤誠さんの本もお勧め。近藤さんの本を読むと無駄な治療をしなくて済むようになるよ。例えば癌以外の死因で死んだ人の解剖をすると前立腺癌が35%くらい見つかるようなんだけど、実際にその人たちは癌である事を知らなかったし、それによって死んだわけじゃない。前立腺癌で死ぬ人は非常に少なくて1%も居ない。という事は、検診なんかで発見されちゃうと、されなくてもいい手術をされて却って体の具合を悪くされてしまう危険が有るという事なんだ。文庫本で近藤さんの本は沢山出版されているから本屋で探してみればいいよ・・・」

という感じで話したんだけど、こんな事教えてくれるお医者さんは滅多にいないだろうなあ・・・・・・


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