ディリー?闇鍋アラカルト
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2002年10月03日(木) |
サボテンのお兄ちゃん・・・2 |
僕には子供がいないことになっているのに、子供の扱いはうまい。「どうして?」と尋ねられたりする。僕自身が昆虫少年だった事も有るし、子供時代の特質を今に残しているような気もする。 しかし、子供たちと一度に遊ぶのはいつでも簡単とは言えないだろう。 例えば、昼は部屋にいることが多かったとは言え、いつも子供たちと遊んでいる訳には行かない。 トントントン「サボテンのお兄ちゃん。あ そ ぼ 」 「今ね、買物に行くからすぐは遊べないよ。1時間くらい後だったら終わっているからその頃に来て。仕事もあるから長くは遊べないよ。」 このように言うと、聞き分けが良い。でも最初から良かった訳でもない。聞き分けが良くなるためには信頼関係が育っている必要がある。 「用事があるから」と言いながら部屋でTVを見ていたりするようじゃ信頼関係が育たない。 それから、子供の嫌がることは強制しない。ダンゴムシは僕からすると愛嬌者の虫だが、子供によっては怖がる子もいる。尤もダンゴムシは子供に悪さをする虫じゃないので、ダンゴムシを怖れる子供はおとなからのネガティブなメッセージを受けている。怖れはその反映なのだ。 「見てご覧。ダンゴムシは可愛いよ。悪さなんてしないよ。こうして棒切れでチョンチョンすると・・・まんまるのお団子!コロコロコロコロ・・・・・・」なんていうと子供たちは興味深そうに見ている。その内にお手手に乗せてコロコロコロ「たーのしー!」なんて言う子供がいると一緒にいた子供も「私もやる!」コロコロコロコロ・・・あれっ?ダンゴムシが怖いんじゃなかったっけ?! 元々おとなによって植え付けられた不合理な怖れなのだから、回復するのも早い。 楽しいのはダンゴムシばかりじゃない。アゲハの幼虫もチョンチョンすると「怒ったじょ〜〜っ!」と角を出す。癖のある匂いも一緒に出し、それで敵を追い払うんだろうけど、人間相手には可愛くしか見えないよ。 「サボテンのお兄ちゃん。アゲハの子供探しに行こうよ!」いいよ。一緒に行こうね。身の回りの自然って面白いよね。楽しい事知りたくなること沢山あるよね。 花や虫の事もっと知りたければ図鑑も有るし、公園だって江戸川だって行っちゃうよ。
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