ディリー?闇鍋アラカルト
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2002年09月23日(月) |
Imagin・・・必要な事 |
前回Imaginのタイトルで書いた事はJ.レノンとは関係ない事についてだったけど、きょうは関係ある事について書いてみよう。
ジョンがイメージしたのは確かに愛と平和に満ちた世界なのだと思う。それをイメージしなくてはならないのは、実は自分の周囲の状況がそうでないという事を意味する事にはならないかな?そうでないからこそイメージする必要がある!ジョンはアメリカやイギリスが愛と平和に満ちた国などとは思っていなかったろう。それに当時はベトナム戦争なんかもあったしね。(日本は平和ボケなんて言われたりするけど、僕自身はそう思っていない。大体平和ボケなんて言葉を使う人は、平和が分かっていないからこそそんな言い方が出来るのではないかな?最近は不況が身にしみてきたせいかその言い方をする人も減って来たけどね。)
ジョンはImaginの歌では国境や宗教や財産について言及している。僕はこれを具体的な個人のレベルから考える。国境は個人の心の垣根の高さの問題が集合して形成されたのだと考える。宗教もまた然り。キリスト教やイスラム・仏教などと分かれていて、お互いを認めないようでは愛と平和の宗教としては不十分だと考える。相手を十分認められるなら、宗教のラベルなど意味が薄れてしまって当然と言える。私有財産もそうだね。
では、ジョンはどうだったのだろう?子育てに参加したり、その当時の男としては頑張ったとは思うけど、莫大な財産を持ち、持ってしまった人間に起こりがちな垣根の高さとは無縁であったろうか?
僕自身は愛と平和という言葉を使っては滅多に語らない人間だけど、その代わりガス代節約のおいしい料理について語ったり、安上がりスキンケアについて語ったりする。だって、愛と平和という言葉を使ったって具体的なレベルでは何をどうするのか?という点が見えて来ないでしょう?だから、必要なのは愛と平和という言葉を使う事じゃなく、具体的にその実現に貢献する行為なんだよね。その為には知識も研究も必要だよ。お題目だけじゃね。
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