ディリー?闇鍋アラカルト
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きのうはImaginのタイトルで破産に付いて書いたけど、きょうはJ.レノンのImaginに関して書こうか。
知る人ぞ知る、僕はミュージシャンとして仕事をしてた事がある。キャバレーバンドのバンドマン。それから酒場のピアノ弾き。お客様からのリクエストがあれば出来るだけ答えようとする。ナツメロから流行りの歌まで、ジャズもやればロックもやる。Imaginは店のオーナーが好きで僕にリクエストした歌だ。 僕はビートルズやJ.レノンに興味がなかったので、楽譜を見て初めてこの歌を知った。
国境というものも私有財産というものもない世界を想像してごらん・・・ なんていう歌詞は、共産思想だなあ・・・
でも、僕はレノンがそんな事を言わなくても知ってるんだよね。 母なる大地という感覚。それはネイティブアメリカンやオーストラリア原住民アボリジニたちにとって当然の感覚なのだと思う。いや、バッファローや燕といった動物やタンポポのような植物にとっても当然の感覚なんだと思う。 僕は自然を相手にする事が多かったので、このような感覚というのを親しく感じている。 ジョンにとってはどうだったのかな?莫大な私有財産を持ち、凶弾に倒れたジョン。 You may say I'm a dreamer(僕の事を夢見る人{=空想家・馬鹿者のニュアンス}だってあなたは言うかも知れない)と歌詞に書いたジョン。
いや、国境や私有財産こそ文明国の多数の人が取り憑かれている悪夢なのかも知れないよ。
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