ディリー?闇鍋アラカルト
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ヒーラーというのはヒーリング・治癒する人の事だ。 癒し系なんていう言葉が流行ったりする。その人と接する事で癒されるような感じがするんだろうね。或いはTVに映る姿かも・・・ カリスマ的ヒーラーがいるとする。 そのヒーラーの所に行くと殆どどんな病気も癒される。 そのヒーラーは多くの支持者に囲まれる。 多くの支持者に囲まれると、その分一般の人との間に支持者が存在するので、一般の人からはヒーラーが見えにくくなる。 支持者を通して伝えられるヒーラーの姿は素晴らしい話ばかりで、失敗例やトホホ話というのは殆どない。 カリスマ的ヒーラーというのは宗教的指導者のイメージと共通したイメージがある。 しかし、神業的外科医のメス捌きというのは多数の練習によって作り上げられたものだし、練習というのは当然多数の患者で実地練習という事になる。その沢山の実地の中にはトホホが有って当然ではないだろうか? カリスマ的ヒーラーにはそんなトホホは存在しないのだろうか? ところで、このサイトの主宰者である僕はカリスマ的ヒーラーではない。掲示板のお友だちやハイキングのお友達はいるけれど、支持者に囲まれている訳じゃない。 大体、みんなが健康ならヒーラーなんてあんまり用がないのだ。医者やヒーラーは病人有ってこその仕事。それにどんな個人にも自己治癒力というのが潜在的に有る。医者やヒーラーも、その働きを助けているだけと言っても良いはずだ。だから、病気を治した手柄はせいぜい半分である。 もう一つ考える必要があると思う事は、「ヒーラーが治してくれる」と考えると、その事に依存するという形になりやすいという事だ。これは医療について特に言える事だ。 僕はヒーラーと患者の依存と支配の関係を目指さない。患者が自分で自分の体や生活を理解し、自分で改善するための手伝いをする。そういう事を多くの人が出来るようになれば、ヒーラーなど少なくて良いのだ。
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