我がグループに、いよいよ新人さんがやって来たよぉ〜。 「新人さん、いらっしゃ〜い!!」
ここ数日前から、我々は今度やって来る新人さんの話題で 持ちきりだったんです。待ちに待った新人さんですからね。 「これで少しは早く帰れるかな〜」 「まぁ、すぐには無理でも、もう少しの辛抱だにぃ〜」
最近明るい話題の無い我がグループにも、やっと春がきたのね。
そして、いよいよ今日から出勤してきたんですけど、 なんか・・・。 元気がないの。 まぁ、最初は緊張しているんでしょう。恐いものは、犬と奥様だけの 私でも最初は、おとなしかったんですから。
「清水君(仮名)、今日は焼肉弁当ね!」 「はい、でも新人さんは、もう辞めちゃいました!」 「・・・・」
新人さんを横に乗せて集配をしているはずの清水君(仮名)に、お昼のお弁当を 頼む為電話したんですが、すぐには意味がわかりませんでした。 だって、朝はいっしょに出かけていったのに・・・。
集配を始めて1時間もしないうちに、もうギブアップしちゃったんですって! もう、これだから戦後生まれの若いヤツはだめなんだな。 嘘です。
「1時間で退社!!」
この記録は、しばらくは破られそうもないぞ。 あたりまえだ、ちゅうねん。
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