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■ 知識より知恵。まぁ理想通りいけばいいけど。
体操教室がなぜか休みなのだけれど、今日も公園へは行かず。もう地面も乾いたと知っている自分に「下が濡れてるかもしれないしー」と言い訳。 3歳になると公園から遠のく子も多いと聞いていたけれど、ホントにそうだ。確かめたわけじゃないけど。ウチだけかもしれないけど。
起きてきた娘が「今日はどこ行くの?」と聞くので、散歩してから幼児教室へ行くと言うと、教室のバッグを出してきて入れっぱなしだった教材で遊び出した。入室時の説明の通り、教材がいかにも教材教材してないというのは本当だった。 先週分は色と形の、いわゆる座標。教室で最初にそれを見たとき、いくらなんでも娘に座標は無理だろうよと思ったけれど…先生の教え方通りにやり、完成させた。 もし私が同じものを買ってきて座標の知識の全くない娘に教えたら、間違いなく座標らしきものを見ただけで逃げ出す子になってたと思う。その前にそういう教材を私が買ってくるというのはありえなかったと思う。
今日もあっさりと教室に入った娘。終了前に小窓から除くと、先生の周りに集まってビーズのような教材をやっている3人と、もう1人の先生を振り回している3人に分かれていた。娘はもちろん教室をフルに使っている方…。ま、楽しそうだからいっか。
終了5分前になり、1人の先生が今日やった教材の説明をしに廊下へ出てきた。今日は「仲間はずれさがし」。あ、最近この言葉は使わないみたいね。えっと要するに4つの絵の中から同じ仲間3つを選ぶってやつ。昆虫の中に蟹とか猫の中に犬とかね。 まぁそれ自体はさして難しいものじゃないけれど、先生も言うように「答えが1つじゃない」というところがミソらしい。「猫の中に犬」で犬を選ばずに、4匹の中で唯一寝ている猫を選んでも理由がちゃんと言えればいいわけ。
「また、野菜の中にリンゴの絵では『ごはんと、ごはんを食べてから食べるもの』ということでリンゴを選んだ子もいました。これももちろん正解です」 先生がそう言うとママ達みな「ほぉー」。先生が教室に戻ると、1人のママが「あ、多分うちだわ。弟にも果物はご飯を食べてからって教えてるくらいだから」と言う。すごいなぁ食事の基本をちゃんと教えている家庭なんだなぁと感心。 クラスが終わっていち早く先生に確かめに入ったそのママはすぐにまた教室から出てきて言った。「さっきの言ったの○○○ちゃんだって!」 それは娘だった。ほかのママからは「すごーい」と大げさに褒めてもらう。別にそれほどすごかないと思うけれど、まぁ言われてイヤなものではない。というか正直嬉しい。帰ったら褒めてやらねば。果物はごはんを食べてから食べるものとわかっていたくせにごはん前にグラグラするイスに乗って戸棚からラムネなんか取り出して食べる娘だが、褒めてやらねば。
この教室が終わってからヨーカ堂を出るまでに1時間以上かかるということが3回目の今日わかった。だいぶくたびれたウレタンの動物がいるプレイコーナーと教室はもはやセット。そこで同じ教室の女の子と遊んでいると、接待ゴルフから帰ってくる途中のダンナから電話。外食することにする。 近所の初めて行くきれいで落ち着くが安い居酒屋。 酔っ払って今日の娘の様子報告からいつの間にか話題は「ウチらしい教育」論(?)、果てはアルビン・トフラーの『パワーシフト』にまで。 そんな中でウリの釜飯を楽しみに(というか釜飯後に食べていいと言われたデザートを楽しみに)していた娘、枝豆と焼き鳥だけで沈没。珍しい。 良い子をやったり悪い子をやったりすると、疲れるらしい。
2003年11月12日(水)
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