戯言。
-
2005年07月30日(土) お前はそんなに茨道が好きか....!
渋谷のブックファーストの文庫フロアをぐるぐるしてて発見した某ファンタジー(?)小説。
実は3巻か?の表紙を見て購入決めたのだが。
何故李侍郎v紅州牧なんつーマイナーな所に転ぶかな俺!!!
いや正統派でもいいとは思うんだけどー。
でもイチオシはこっち、みたいな。
アナオビ肯定派なれどイチオシはルクオビ....て感じだわな。
地獄へ落ちろ、俺........
でもネット世界って凄いもんでそゆ同盟もあったよ。
とりあえず後で巡回してみっかなーと思っている。
うーん、最近王道寄りになってきて見所多くて良し、と思ってたのに。
*****
「あ、宍戸!」
「お、菊丸じゃねえか。跡部なら....」
「ちょっと聞いてよ!」
「いやだから跡部は」
「今俺のクラスで言葉遊びが流行っててさー」
「全然聞いてねーな、穴戸の言ってること」
「まあ菊丸やし」
「ふぅ........で?」
「かきつばたの和歌、知ってる?」
「杜若ぁ?....伊勢物語か?」
「それそれ!」
「しっかし宍戸も慣れたもんやなぁ」
「アイツ跡部の次に被害にあってんじゃねーの?ところで伊勢物語、って何だっけ?」
「....また古典の時間寝てたやろ」
「っ!?」
「"かきつばたの和歌"って確か折句使った和歌だよな」
「おりく?何それ」
「お前、勉強したんだろ?...."折句"ってのは、あの和歌の様にそれぞれの句の最初の文字を拾うと別の言葉が出て来るように発句する技法のこと。テスト大丈夫か?」
「ううっ....それはおいといて!」
「あーはいはい。で?」
「あ、それでね、俺のクラスでその"おりく"使った言葉遊びが流行ってて、おチビにも教えてあげたんだよ」
「遊び、ってどんな?」
「うん、和歌作るのは難しいから名前とかでやってんだけどさ。不二なんか【ふへん(不変)の微笑みじあい(慈愛)に満ちている】なんて言われてた」
「へえ....」
「....なんか」
「言ったらあかん、どっかで聞き耳立ててるで」
「でね、おチビにも作ってみて、ってお願いしたんだけどさー。ひっどいのー!」
「越前はどんなの作ったんだ?」
「もー聞いてよ!
きぶんや(気分屋)で
くいどうらく(食道楽)で
まかふしぎ(摩訶不思議)な
るいとも(類友)たくさん
だって!!」
「そりゃ的を得てる....って最後の"類友"ってまさか」
「跡べーとか千石だって」
「............この話跡部にすんなよ、凹むから」
「どこがどう類友なんや?」
「でも宍戸はなんか納得してねえ?ていうか跡部を菊丸の類友呼ばわりできる越前って」
「間違いなく大物やな」
「でね、宍戸だったらどんなの作るかなーと思ってさ」
「俺?」
「そーそー!跡べーでなんか作ってよ」
「跡部でかよ....ふむ」
「........できた?」
「まあな。
けんか(喧嘩)っ早くて
いかがわ(如何わ)しくて
ごうがんふそん(傲岸不遜)、ってとこでどうだ?」
「最初と最後は分かるけど、"如何わしい"って?」
「あー.....ま、気にすんな」
「俺としてはなんで"跡部"じゃなくて"景吾"なのかも気になるんだけど」
「岳人....世の中知らん方がいいこともある」
「へーぇ....たまには良い事言うじゃねぇの、忍足」
「「あ、跡部!?」」
「盗み聞きたぁいい度胸してんなぁ、アーン?」
「あ、今帰ろうとしてたとこでさ....はは。なあ忍足」
「そうそう、ほ、ほなまたな」
「ああ、サッサと帰って休んどけ。明日の練習メニューは特別に俺様が直々に組んでやるからな」
「あ、跡べー!遅いじゃん、待ちくたびれちゃったよ」
「悪ぃ、生徒会の方で不備があってな....千石は?」
「先行ってるって〜」
「そうか、じゃあ行くぞ、宍戸」
「ああ」
*****
ふと浮かんだのでメモ。
忍足とがっくんはこんな感じ?でも関西弁分かんねー....orz
寧ろ昨夜の夢のがネタだよな。
何故だか知らんが跡部に布団で簀巻きにされてバイオ1の洋館ホールの階段から蹴落とされた....変な夢。