戯言。
2005年07月12日(火)  やっと終わった....。

バイオ4、録画完了。14時間台だよ....はぁ。
とりあえず全イベント見て全ギミック動かしてーとかしてたらすげー時間かかった。
つーか時間短縮のつもりで購入した無限ロケランが邪魔で邪魔で!
お陰でアイテム整理にえらく時間かかったぞ。
やっぱボス戦直前に使い捨て版を買うのが良さげだな、幸い金には困ってないし。
寧ろサブゲームクリアして他の隠し武器ゲットしよー。
ま、おかげ様でいつでもイベント内容確認できるぞ。

ここで困ったのが主要登場人物だ。
やっぱ跡宍色強くしたくなってきたので、菊リョ要素を抜く方向で。
今のところの予定だと峰系はちょい悪役系になるかもだ。
氷帝はねぇ....ご贔屓ですから☆
千石と仁王もそれなりにいいとこにつけてるぞ。
できれば菊だけでも出したいのだが....うーん。

で、前回のシーンを宍戸さん版に改稿してみた。

*****


「....っ!」

ドアを開けた途端、上からレンガが降ってきた。
更にドアに繋がれたロープの反動で、錆びた鉈が横から飛んでくる。
ノブに手をかけたところで薄々感づいていたので難なく捌いたが、この状況でこんなトラップを仕掛ける度胸と頭脳、さすがはあの榊が是非養子に、と望んだだけのことはある。

そして室内に一歩踏み入った跡部の目の前に飛んできたのは大きなレンガ。
咄嗟に避けたが、当たっていたら確実に大怪我だ。

「おい」
「来るな!」

またレンガが飛んできた。
随分と元気な人質だ。
とにかく、自分が敵では無いと理解させなければ。

「おい、落ち着け。俺は敵じゃねぇ、分かるか?」
「....言葉が、分かるのか?」

部屋の奥でレンガを振りかぶっていた青年が、動きを止めた。
目に理性が戻り、その漆黒の瞳を細め、探るように跡部を見る。

「俺は跡部景吾。大統領の命で穴戸、お前を助けに来た」

しっかりと目線を合わせて告げると、安心したのか腕を下ろす。
そのまま座り込んだ穴戸に近づき、膝をついた。

「怪我は?」
「たぶん無いと思う。跡部....さんは?」
「呼び捨てで構わねぇよ。俺もまあ大した事は無い」
「そっか....でも良くここが分かったな」
「色々回り道したけどな。さて、せっかく会えたがのんびりしてる暇は無いぜ?」

こうしている間にもこの教会にあの狂った村人達が迫ってくるかもしれないのだ。
一刻も早く動かなければ。

「そうだな。脱出方法は?」
「組織が迎えのヘリを寄越すことになっている」
「ここまで?」
「いや、ここは無理だ....元々のポイントへの道が封鎖されちまったから、今確認する」

通信機を起動すると、もう聞きなれた声が聞こえてきた。

「俺だ。ターゲット救出に成功した」
「OK、じゃあヘリを向かわせるから」
「分かった。合流ポイントは?」
「村から出る道がもう1本ある。その先だよ」
「了解、すぐに向かう」

会話中、部屋の中を物色する。特に役立ちそうなものは無い。
通信を切断し、穴戸に向き直ったところで何かを手渡された。
渡されたのは9mm弾。

「これは」
「ここに置いてあった。何かに使えるかと思って取っておいたんだが、使えそうか?」
「ああ、助かる。これだけあればなんとかなりそうだな」

手に持った愛銃の残弾数を確認し、他の武器にもきっちり弾を込めていく。
その動きを見つめる穴戸に、淡々と告げた。

「今からヘリと合流する。ポイントまで少しあるが、とにかく行くしかねぇ」
「ああ、そうだな」
「ここの村人は見たか?」
「ああ。奴ら、なんかおかしい。生気が無いっつーか、何かに操られてるみたいな」
「それだけじゃねぇ、頭が吹っ飛んで、触手が出て来る奴もいるぜ?」
「はぁ!?既に人じゃねえなそれ....」
「ああ、油断すんじゃねぇぞ。てめぇは俺に着いて来ることだけを考えろ。敵は俺が何とかする。いいな?」
「ああ、わかった」

ターゲットは確保した。
だが、跡部の任務はそれでは終わらない。
戦闘に不慣れな穴戸を連れ、更にこの異常な敵だらけの中をいかにして目的地点まで到達するか。
頭をフル回転させながら、出口へと走る。
その足を止めたのは、聞こえるはずの無い声。

「彼を連れて行ってもらっては困るんだがね」

教会内に居る筈の無い、第三者の声だった。


*****

宍戸さんはリョと違って頭脳戦(笑
ぶっちゃけそれなりに強いっす。忍足程度には戦えそうな感じ。
でも過保護なべたまが許さない!(笑
とはいえ宍戸さんVer.では戦略の幅が広がることは確かだな。
放っておいても動いちゃいそーだしねー宍戸さん。


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