戯言。
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2005年01月18日(火) 初心に返ってみた。
なんかふと思いついたのでメモ。
結局ワタシは跡部スキーで跡部さえいりゃいいらしい。
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※珍しく菊と跡部がおトモダチではない設定。
菊が宍戸さんとがっくん捕まえて質問。
「ねえねえ、前から気になってたんだけどさー、何でお前らあの跡部についてけんの?」
「....はぁ?」
「そりゃテニスは強いと思うけどさー、俺様だし自分中心だしいつも偉そうだし、あれだけやりたい放題してんのに」
「ま、そりゃ否定しねえけど」
「だろ?何で?」
「何でって言われても....ていうかああじゃなかったら跡部じゃないよな?」
「ほんとだぜ、だいたい爽やかな笑顔を振り撒いて腰が低い鳳みたいな跡部なんて、気味悪い以外の何者でもねーよ」
「....うっわ、想像を絶する....」
「ちょっと〜、話聞いてる?」
「ああ悪い、ちょっと物凄いもん想像しちまってよ....おい岳人、戻って来い」
「........え、ああ何の話だっけ?」
「だから〜、あの跡部になんでお前らがついてけんのかって!」
「ああそれな。なんとなく」
「ま、そんな所だな」
「分っかんないよ〜それじゃ」
「でもほんとにそうなんだよ。跡部だから、ってのが俺らの答え」
「そーそ、お前んとこみたいに部長のお手本みたいなのとは違うから分かんないのかもしれねーけど」
「ん〜やっぱ分かんない」
「ていうかオレは六角が分かんねーけど」
「え、ありゃクジか笑い取りだろ?それに比べりゃまだ....なあ?」
「だよな、とりあえず俺らよりテニス強いし」
「今は、だけど」
「ほんと負けず嫌いだな、お前」
「うるせえ、俺はいつの日かあいつを負かす!お前もだろ?」
「いや、オレは郁士程度でいいわ」
「てゆーかおれを無視しないでくんない?」
「「あ、菊丸まだいたの?」」
「あ〜ひどッ!もーいいよーだ!じゃあな!」
「おう、じゃあな....って何しに来たんだあいつ」
「分かんねー。ていうかさ、跡部ってそんなにやりたい放題だっけ?」
「あー....傍目にはそう見えるのかも」
「だいたいうちの部長が手塚だったら、ジローなんかどうなってんだか」
「あ、確かに。跡部だから樺地に首根っこ掴まれながら説教で済んでるんだよな」
「それにさ、あのド派手な登場も慣れちまえばああ試合だなーって思うし」
「まあな....ていうか跡部の奴、見栄っ張りだから実情知らねえと....なあ?」
「ああ、そうかも。こないだ日吉が海田とモメてた時跡部が仲裁したじゃん?そのすぐ後にまた小林とモメてさ」
「あの時か。たまたま部室で一緒になったんだけど、[なんであいつらはおとなしく練習出来ねぇんだよ]つってソファーに倒れこんでたっけ。なんかすげえ疲れてるっぽかったからマッサージしてやったけど」
「足ツボ?」
「いや、それはさすがに。でも肩揉んでる最中に吐いてた溜息には哀愁を感じた」
「あ、それオレも原因かも」
「何かしたのか?」
「いやちょっと中間ヤバくてさ、ひょっとしたら赤点かもって冗談で言ったら無言で遠ざかってった」
「テメエの場合冗談じゃ済まねえからな.....」
「あ、でもギリギリ大丈夫だったぜ?」
「それ、跡部に教えてやったか?」
「あー....まだ」
「早く教えてやれ、少しでも気苦労減らしてやれよ」
「りょーかい、明日言っとく」
「....ていうか、跡部くらいだよな、うちの部長やってられんの」
「だよなーオレ絶対ヤだもん」
「副部長とかいねえから事務方も全部回ってくるしよ」
「来年とかどうなるんだろーな」
「さあ?ま、俺らには関係ねえし」
「あー確かに。....なあ、ケンタ寄ってかねえ?」
「いいぜ、俺も腹減ってるし」
「決まりだな。よっし、行くぞー!」
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結局好きキャラ出てきてるし(笑
これは跡宍ではない設定なのだが、さりげにでしゃばる宍戸さん〜
菊と葵と日吉の扱いが酷くてすんません.....はは。
あーでもやっぱ跡べーネタは和むわ。
でも口調の書き易さはナッシュとクルクルくんだな。