戯言。
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2004年08月10日(火) あちゃ〜。
ものすっごい恥ずかしい間違いを犯していたらしいぞ俺。
買って来た雑誌に載ってたテレビ番組表。
見たらなんか今週アニプリないらしいね(^^;
..................昨日の日記は忘れてくれ(でも晒しておくらしい
ところで真田が負けたという展開には物申したいが、勝ったリョに関しては素直に良くやったんでない?と思ってたりする。
この辺かなりの矛盾なんだが、話の展開的にはあそこで真田が負けるのはどうなの、と思った。
でも結果的にはリョが勝つってのもいいんじゃね?と思うんだな。
この辺難しいとこなんだけど。
*****
関東大会決勝。
誰もが真田の勝利を確信していた中、勝者となったのは越前リョーマだった。
こちらに戻ってくるリョーマに、真っ先に駆け寄る。
後ろから桃城達が駆け寄ってくる気配も感じる。
「おチビ!」
流れる汗もそのままに歩いてくる小さな身体に、勢いよく抱きついた。
「先輩....重いッス」
「あ、ごめん」
確かに先ほどまであんな試合をしていたのだ、疲れもかなりのもの。
慌てて離れようとした自分に、小声で囁く。
「....別に離れろとは言ってないけど」
「うん」
「で、何か言うコトないの?」
そう言って見上げてくる強い眼差し。
思わず抱きついたその身体を持ち上げる。
「良くやった!....それと........ごめんね」
リョーマの勝利を祈りつつ、ちょっとだけ負けるかもなんて考えてしまった。
抱き上げた身体を下ろしながら耳元で囁いた最後の方は殆ど音にならず、吐息と紛れた。
「先輩?」
何と言ったのか、と見上げてくるリョーマをぎゅっと抱きしめて、笑顔を作る。
「おチビは凄い、って言ったんだよ。やったね、オレ達優勝☆」
常と少しだけ違う菊丸の様子に何かしら言おうとしたリョーマに、他の部員たちが押し寄せる。
もみくちゃにされるリョーマを笑顔を保ちつつ一歩離れたところで眺めていると、不二が話し掛けてきた。
「あれ英二、どうしたの?こんなところで」
「え?」
「え?じゃないでしょ。越前のとこ行かないの?」
「最初に行って来たよ♪抱っこもしたし」
「こういう時くらいは他の奴にも少し譲ってあげるって?」
「そ、そういうんじゃないけど.....不二こそ行ってきなよ、おチビんとこ」
そう言うとリョーマのいる辺りをチラリと眺めて。
「....あの状況で、今から越前に近づけると思う?」
「あ〜........無理、かも」
でしょ?と微笑んで、そのまま並んで皆を眺めていた。
「ねえ、英二」
「なに?」
「....勝とうね、全国」
「もっちろん♪もう負けないもんね!」
「その意気だよ。あんまりカッコ悪いとこ見せてると越前に愛想つかされたりして」
「ンだよそれ〜!」
「冗談だって」
この友人は不思議だ。
自分が他人に見せないようにしている暗い感情を見透かしたように近づいてきて、何気ない会話の中で昇華させてしまう。
まるで、人の心が読めるかの様に。
でも彼ならばそれも納得できてしまうのが不思議だ。
勝利に沸く部員たちを眺めながらそんなことを考えていると、横から肩をつつかれた。
不二が指し示す方向を見ると、少しだけムッとした顔でこちらに小走りでやってくる大事な大事な子。
クールな振りをして本当は誰よりも熱い、そして誰よりもヤキモチ焼きな子。
あの子が自分から駆け寄ってくるのは自分だけ、その事実に自然と笑みが浮かぶ。
「どしたのおチビ....あ、迎えにきてくれたの?」
「....ん」
何か言いたげなリョーマの頭に手を置き、そっと撫でる。
汗を含みしっとりと濡れた髪の毛を、ふわりと梳く。
「ほらほら、早くしないと表彰式始まっちゃうぞ?」
「...先輩、」
「今日さ、一緒に帰ろ?」
「....え?でも」
いつもの場所での反省会は、と言外に問いかける視線に笑顔で答える。
「今日は、おチビと一緒にいたいんだ。いいかにゃ?」
「....好きにすれば」
そう言って帽子を被りなおすリョーマの口許が緩んでいるのを見て、嬉しく思う。
「ねえ、おチビ」
「何スか?」
「全国大会、絶対勝とうね」
「モチロン」
この子がいれば、絶対大丈夫。
*****
............................なんだこれは!
一応6/28の続編だった筈....なんだが、おかしいなぁ。
締めに関しては何も言ってくれるな。
1時間半悩んでも思いつかなかったのでこうなった(爆
そして誰がなんと言おうと菊リョであって不二菊ではない。
この不二様は純粋に菊の友人。
でもな〜、なんか菊が違う。
まあね、たまにはにゃんこも悩むんだ、っつ〜ことで。
....やっぱ創作脳がイカレてるせいだ、そういうことにしておこう。
とりあえず捏造は原作で続きが出る前にやっとかないとね(笑