ミドルエイジのビジネスマン
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やった、やった! ついに泳ぎきった。 体力的にかなり先になるかと思っていた「クロールで1千メートル」という偉大な記録が、あっさりと打ち立てられた。
仕事納めの12月29日、帰りにスポーツクラブに寄ると、すでに世間はお休みモードなのか、ガラガラに空いていた。一人でレーンを独占しても隣のコースまで空いている。何気なく目標を最低4百メートルと定めて泳ぎ始めると、ゴール近くでも体力的にまだ余裕がある。そこで、目標を6百メートルに引き上げて泳ぎ続ける。
実は週末に軽い風邪をひいて、体重が減少しており大丈夫かと懸念したのだが、再び目標が近づいてもさらに行けそうな気配だ。そこで、スポーツクラブも年末年始の休業を控え今日は本年最後のチャンスだからと、一挙に目標を最大値に上げ、黙々と泳ぎ始めた。
これまでの最高記録8百メートルを過ぎた辺りで左腕の上がりが悪くなってきたし、左足首の外側がなんとなくつりそうな気配もあったが。先を急がないこととして泳ぎ続けた。そしてとうとう9百、最後の百メートルは余裕をもって楽しみながらゴールインすることができた。実は、もし往復の回数を数え間違えていたら真の記録とは言えないからと、1往復だけおまけをつけて、ようやく泳ぐのを止めたのだが、プールの底に足をつけて止まるのが残念な気持ちであった。もっともっと泳げるのに。
1千メートルを泳ぎ続けたということは、呼吸の仕方がどうこうということではなく、体力の続く限りクロールで泳ぎ続けられることを証明したということだ。50メートルでも苦しい気がしていた8月の下旬から考えたら、まったく別人のようだ。
体重は最も重かった頃の夕食後の計測と比べると4.2キロ減っている。風邪を引いたときはさらに1.4キロ少なかったので、そのときはビックリして体重計を見たわが目を疑った。
更衣室で知り合いの人に会ったので、興奮して、聞かれもしないのに「とうとう金字塔を打ち立てました」と報告した。いきなり自慢されて、なんと思ったかなあ。
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