ミドルエイジのビジネスマン
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2008年10月19日(日) 10月16日は最高の秋晴れ

木曜日は最高の秋晴れだった。前日、夕暮れ時に乗り回した妻が家の前に乗り捨てた赤い小さな自転車のサドルにはたっぶりと朝露が溜まり、シットリした空気と一片の雲もない澄みきった空は最上の秋の一日を約束していた。

小さな会社の大きな望みについてプレゼンテーションを聞く予定さえなければ、会社を休んで地平線の見えるところまで車で遠出するのに、と思う。お昼に食事のためにオフィスの外に出るとビルのすき間の上には切り取られた真っ青な高い空があった。まだ間に合う、このまま帰ってしまおうか。

結局、夜8時まで続く勉強会にも出席して、妄想は妄想のままに一日は終わった。週末の天気も悪くはなかったが、人を焦らすかのような、あの抜けるような青空はついに現れなかった。


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