ミドルエイジのビジネスマン
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| 2007年08月19日(日) |
十割そばはもう沢山(写) |
連続一週間の夏休みを取った。今年は妻の実家がある東北へのドライブとなった。
お盆の8月13日は秋保(あきう)温泉の奥にある秋保大滝に足を伸ばした。東北縦貫道仙台南インターから山形方面に向かえば、あっという間にのんびりした田舎の風景が広がる。
滝は不動尊の裏手の渓谷にあったのだが、道路を進めば滝を示す大きな標識があると思い込んでいたので、一旦通り越してしまったほど謙虚なたたずまいだった。
展望台で記念写真を撮った後、滝つぼまで降りる。時間的に早かったので、一杯と言うほどではなかったが、既に数組の家族連れが川に足をつけたりして遊んでいた。滝の高さは50メートルほどだろうか。
崖を切って取り付けた細い坂道を登っていくと、小学生くらいの女の子と小さな男の子が上を見上げてたたずんでいる。一瞬、ただ道を譲ってくれたのかと思ったが静かに上ばかり見ているので聞いてみると猿が居ると言う。視線の先を見ると大きく広がった木々の緑の中に日本猿が居た。好奇心が強いのだろう、枝から崖に飛び移った5〜6メートル先のところから逆にこちらをじっと見ている姿はまだ少年位の小猿だった。小猿も好奇心が強いのだろう。
不動尊の前には「たまき庵」というお蕎麦屋さんがある。本物を食べさせるお蕎麦屋さんだが、気取ってもいない。せっかく来たのだからと「十割そば」を注文した。
実はこの「十割」という言葉に惹かれて色も黒くてゴツゴツと硬いそばを何度も食べたものだが、そのたびに後悔する。テーブルの上に出されたときはダイナミックな乱切りの蕎麦に感動し、この素朴さ、何も混じりけがない純粋さがたまらないなどと薀蓄をたれるのだが、口に入れてみればボソボソとしてしかも硬くて噛み切れない。
結局、長男の注文した普通のもり蕎麦が、のど越しも良く一番美味しかった。十割そばはもう沢山、でも、また機会があると薀蓄を垂れながら注文するのだろうなあ。
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