ミドルエイジのビジネスマン
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2006年04月16日(日) 頑張れ、ミドルのベンチャー企業

先週、ミドルエイジの紳士たちと淑女がやっているベンチャー企業を訪問した。大きな企業から独立したというか、独立せざるを得なかった仲間同士でチームを組み、大手の会社とタイアップしながら専門分野を極めていこうとしている。

最初お話を伺ったときは、社会をこう変えて行きたいという話が中心で、ベンチャー特有のギラギラしたところがなく、後がないという切実さも伝わってこなかった。いきおい、こちらも、どこまで本気でやっているのだろうという思いが消えなかったのだが、訪問して身近に話してみると、かなりギリギリの状況にあるようだった。

いかにも余裕がありそうで、どこまで本気なのかと思ったのは、社長はじめ皆さんが元々品格のある人たちで、しかも人生経験豊富なため、物欲しそうな顔もせず、恬淡(てんたん)としていたからかもしれない。

社会的にも相当な地位にあった方々が、数人で全く新しい会社を設立し、メンバーそれぞれの経験、人脈、専門性を生かしながら一生懸命風を読み、新しいマーケットを創ろうとしている姿は美しいとさえ思えた。

惜しむらくは、業界の外の人たちに対する説明のしかたがあまり上手とは言えず、会計上の知識レベルも今ひとつというところがあり、客観的に見ると、自分たちの意図が思ったように伝わらなくても仕方がない面もあったことは否めない。

それにしても、50歳とか60歳でベンチャーという方々とは初めてお会いしたが、その凛としたたたずまいに、どうか頑張ってくださいという気持ちになった。訪問先から戻る電車の中でも、そして、帰宅する電車の中でもホカホカと暖かい気持ちに包まれた一日だった。





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