ミドルエイジのビジネスマン
DiaryINDEX|past|will
この夏、異業種の人と話していると「さわかみファンド」を毎月定期的に買っていて、最近投資額を増やしたという。
澤上篤人という人が運用している独立系の長期投資の株式投信があることは知っていた。立場上買うことは難しかったので、それまで強い関心は持っていなかったのだが、その人は送ってくる報告書を熱心に読んでいるという。無味乾燥な数字が並んでいるのではなく、エッセイのように書いてあるので読みやすいのだという。ごく普通の人が、運用者の姿勢に共感し、胸を張って投資している。
投資家の立場に立ち、社会的責任を全(まっと)うしている企業に長期投資を行う。当たり前といえば当たり前だが、今やっと、まともな投資信託が市民権を得ることができるまでに資本市場が成熟したのだ。澤上篤人、大したものだ。
株式市場はちょうど話をした頃から上昇し始めていたが、最近スピードを加速しているので、ちょっと「さわかみ投信」のホームページをのぞいてみると、なんとその純資産は15百億円にも達している。投資家は5万人くらいなので一人当たり3百万円にもなる。投資家の側も本気だということだ。
純資産16億円から始まった投信、一時は元本割れもしていたようだが、いまや飛ぶ鳥も落とす勢いとなった。ホームページには次のようなことが書いてある。アメリカには長期間の年利回りが13%の投資信託がある。日本の株式も長期間で見るとバブル後の時代を入れても14%で回っている。年率13%という利回りはわずか6年で元本が2倍になるスピードを持っているので、毎年100万円ずつ追加投資をしていくと、20年で約1億円になる。1億円という金額は毎年12百万円(毎月100万円!)を使っても元本が減らない金額だと。
全くそのとおり。もし、大部長が30歳の時から実行していれば、今頃悠々自適の生活を送ることができたはずだ。しかし、なんでだ? 現実の境遇とはえらい違いだ。
ボーナスシーズンなので、ちょっとお金のことを考えてみた。
|