ミドルエイジのビジネスマン
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| 2005年07月10日(日) |
生涯で最も贅沢な中華料理(写真) |
7月と言えば役員交代の季節。新任の人もいれば後任に後を託して去っていく方もいる。転出する方の慰労会をお付き合いのあった会社の社長さんが開いてくれるというのでお相伴にあずかった。「社長さん」といっても会社はちょっと前までベンチャービジネスだったので若い方だ。若くしてベンチャーの社長というとヘラヘラとしたイメージがあるが、社長も会社自体もあまりそういう所はない。が、いずれにせよ、あっという間に社員数は5倍になり、会社自体もメジャーな存在となった。以前大部長もお手伝いしたので思い入れがある会社だ。 お祝い事だから、シャンパンから行きましょうかと出てきたのがピンク色のシャンパンだった。一緒に行った会社の人が、あれはドンペリのピンクといって高いんだ、と解説してくれた。どれくらい高いんですかと聞くと、ドンペリピンクという特別の名前がついているからには高いんだろう、と若干要領を得ないところもあった。
 右の写真は、「海ツバメが断崖絶壁に海藻を自らの唾液でつないで作った」と、解説は誰もができるが実際には食べたことがないという珍味「ツバメの巣」。珍味といっても味はほとんどしない。誰かが、カニのような味がすると叫んだが、それは「ツバメの巣」の下に敷いてあった本物のカニの味であった。おそらく、巣自体には味がないので合わせてあるのであろう。
スッポンやら冬虫夏草が入っていて精のつきそうなスープ、そして、あの硬い身がこんなにまろやかになるとはとても信じられない蒸しアワビ。お酒の方も頼んだ紹興酒は24年物だそうだ。紹興酒を頼むと上の写真の甕(かめ)ごと運ばれてきた。ボトルで頼もうと思った人は、注文するとこの甕を全部飲まないといけないのかと思ってビビッたそうだ。
去っていく取引先の役員にここまで礼を尽くす必要があるのかと思うかもしれないが、社長にとっては「やるときはやる」ということなのだろう。宴席での会話の様子を見てもメジャーになっても偉ぶらない社長さんの姿に、口では言ってもなかなか実践できることではないという思いを新たにした。
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