ミドルエイジのビジネスマン
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| 2004年05月09日(日) |
映画「マジェスティック」を観て |
ジム・キャリー主演の映画「マジェスティック」のDVDを借りてきて観た。アメリカの旧き良き1950年代は大好きで、当時の田舎町の街並みやコーヒーショップの様子が気に入った。
映画館を再建する軽い娯楽映画かと思って見始めたらマッカーシー旋風荒れ狂うハリウッドの状況が背景にあり、ちょうどイラクでアメリカ軍が刑務所の収容者を虐待していたという事件がクローズアップされている折に、このヒューマニズム溢れる映画を見て考えさせられた。アメリカの精神の健全性はきっとイラクの事件を反省し、進路を変えていくに違いない。
イラクと言えば、日本人の誘拐事件をきっかけにネットの世界では普段政治的なことについて発言しない人たちも声を上げている。国民が国家権力を認めている最大の理由は対外的な脅威から自己の生命や身体の安全を保障してくれるからだ。そうだとすれば、被害者が自己主張の強い多少ヘンテコな人たちであってもその命を守るために国家として全力を尽くすのは当然だ。
同じことは、何の罪もないのに北朝鮮によって誘拐された人たちを救出することにも言える。長年にわたって工作員の侵入を許し多くの国民が誘拐されてしまったことを、あたかも事故や自然災害であったかのように政府が論評することは許されない。外国勢力からの身体の安全という国民が期待する最低限の保障を確保できずに、多数の人たちが自由を奪われたことで誰かが責任を取ったであろうか。
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