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     2006年08月04日(金)
バルトの楽園(がくえん)  企業のプライド

バルトの楽園(がくえん) 

最終日の最終回にすべりこみセーフで観賞して来た。
想像以上に主人公の松江所長が好人物で面白かった。

日本で初めて ベートーベンの第九が演奏されたエピソードの詳細は上記リンクで。

第一次世界大戦当時、日本人の宿敵であったドイツ人が、俘虜収容所で出会った日本人所長と収容所のある地域住民に対して、
尊敬と感謝の意義をこめて演奏された第九交響曲。

苦悩を突き抜けて歓喜に至れ というテーマ。
戦時下にあっても 人と人は文化交流をもって相互理解を深められる。

いやん きれいごとのオンパレード、わたしのツボじゃん( ̄▽ ̄*)

しかし 実話に基づくストーリーなので、
一人の傑出した人物が、環境を変え、人の心を温め、ほぐしていくのは 単なる理想ではない。

ベートーベンの楽曲だけでなく、ドイツ菓子、ドイツパン、サッカー等、
徳島の一地域から発信された外国文化は、90数年の時を経た今、
神戸はおろか、全国にその恩恵をもたらしている。
きゃーステキ( ̄▽ ̄*)

俘虜収容所内の パン工房にかけられていた看板のマークなんて、
まさにフ○○○ド○ー○のマークなんだけど、

わたしは日本に残って神戸でパンをたくさんたくさん作ります…

といったドイツ人が フ○○○ド○ー○その人なのかどうかは不明。

フ○○○ド○ー○のHPを見たら、げんなりする位の商業ページだったよ。
夢もロマンもなかったよヽ( ´ー`)ノ
神戸の老舗としてのプライドはないのか…

そして 最終日最終回の終演時間だからといって、

スタッフロールが流れる(映画は続いている)と同時に、
後ろ正面のドア2枚をフルオープンにして、
客が帰るのを待った○宮東映に 映画館のプライドはないヽ( ´ー`)ノ

わたしは そのドアの前(つまり一番後ろの席)にいたのだが、
見事に、スタッフロールが終るまで 出た客は一人もいなかった。

サイテー( ̄▽ ̄)

欲望の茶の間 更新しました。