不思議 - 2003年07月24日(木) こんな話を母から聞いた。 先週の日曜日、父が以前使っていた時計を、 母方の伯父につけてもらおうと、 母が伯母に渡していた。 その夜のことだったらしい。 夜、布団に入ってからのことだと思う。 伯父がわんわん泣き出したのだそうだ。 死にたくなかった、死にたくなかった、と言いながら。 体を動かし、暴れるようにしながら、と言っていたような気がする。 伯母はうん、うん、となだめるように伯父を抱きしめたらしい。 次の日の朝伯父にそのことを話すと、 全く覚えていなかったらしい。 伯父に父が乗り移ったのだ、と母は言っていた。 私が、 どうせ乗り移ったんなら伯父の車を運転してくれば家まで来ればいいのに、 と笑いながら言ったら、 家族のところにはまだ出られないだろう、 といったことを母が言った。 あの後私が「会った」父親。 私の夢に出てきた父は、 いびきをかいて昼寝をしている父、 何かから私と母を守るように立っている父。 母は、確か2度夢に出てきたような話をしていた。 1度は父に、何故一人で逝ってしまったの、と聞いたらしい。 父は、 だってお前はいなかったじゃないか、 という主旨のことを言ったそうだ。 笑いながら言った言葉には、 結構本気が混じっていたりする。 -
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