そういえばシトロエンからオーナーズカードが届いた。
所有しているから当然なのだが、こういうカードが来ると、ああ、オーナーなんだな、と今更ながら思う。これで、どこで壊れても安心、いや壊れないほうが良いのだが、まあ少しは、ほんの少しだけ安心。かもしれない。
ところで、以前のフランソワさん@プジョーのオーナーズカードは返却していないのだが、アレはあのままで良いのだろうかブルーライオンさん。
購入者に対する販売店に関するアンケートも来たので、いろいろ書いて返送した。もうちょっと日本でのコマーシャルを行えば、売り上げが伸びるんじゃないだろうかとか書いたのだが、直近の車名別輸入車新規登録台数なんかを見てみると、やっぱりまだまだなんですねシトロエン。昔の壊れやすいイメージ、販売網の弱さ、そもそも見かけることが稀って言うのがネックなんだろうなあ。改めて自分がマイナー車種を選択してしまったことに気付く。皆が思うほど、変な車ではない。はずである。多分。個性的な車、と言っていただきたい。
個性的、といえば、C4以上にC3プルリエルという車が個性的で、この車は1台でサルーン、カブリオレ、スパイダーの3つのモードが楽しめ、かつ積載量もそれほど犠牲にしていない。そしてお値段は車両本体価格280万円。
とこれだけ聞くと非常に魅力的な車なのだが、問題なのは楽しめる3つのモードのうち、スパイダーへの「変形手順」である。フルオープンとなるスパイダー、両側にあるアーチ(重さ12kg)を、頑張って手動で外し、それをどこかに置かないといけない。収納する、ではなく、置かなくてはいけない。すごい車である。 また、カブリオレモードも、フルオートでオープンになる車が多い中、プルリエルは手動での作業が必要となる。
この手間を許容できるかどうかで評価がまったく変わってくるのだが、少なくとも一般には非常に受け入れられ難い車であることには間違いない。個人的には、そういう作業もまたシトロエンという車を所有する魅力になりえるんじゃないかと思うのだが、ああやっぱり作業はだるいかも。
ちなみに、シトロエンのオフィシャルサイトには、
サルーン。パノラミックサルーン。カブリオレ。そして時にはスパイダー。気分にあわせてスタイルを自由に変身できる。ゆったり広々4人乗りで、荷物が多いときはラゲッジルームだって拡張できる。自由なのに何も犠牲にしないシトロエン C3 プルリエル、こんなにhappyなクルマ、めったにないかも。
さすがにそれは言いすぎだと思う。
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