written by 田村 MAILHOME
#ご無沙汰&映画感想。
2006年05月07日(日)

ちょっとだけ復活。
皆さん、しばらく更新せず大変申し訳なかった。

とにかく大変だった。
その日、いつものように仕事から帰ってパソコンの電源オンしたところ、出てきたのはいつもの画面ではなくシステム32がうんちゃらかんちゃらとかいうメッセージで、パソコン素人同然の私にとっては何がなにやらさっぱり、サポートデスクに電話し、購入店に電話し、結局最後はリカバリする破目となった。

掲示板ですでにお伝えしたとおり、これまで貯めに貯めた日曜洋画劇場、写真データ、仮面ライダー響鬼、仮面ライダー剣、仮面ライダーカブト、何だ、ほとんど仮面ライダーじゃないか、そしてわずかな大人な画像、そのすべてがパーである。世の中って儚いですね。

というわけで一から出直したわけですが、主にテレビ番組を保存したデータが一瞬で消し飛んだため、パソコンの起動とか動作が速くなって、まあこれはこれで良いか、とも思っている。しかし響鬼は結局最後まで見てなかったんだよなぁ。


というわけで、映画4本のレビュー。


リバティーン(★★★☆☆)
17世紀のイギリスの貴族、第二代ロチェスター伯爵であるジョン・ウィルモットの波乱に満ちた生涯を描いた作品。天才と評され、自由奔放なように見えるジョンだが、いたるところで皮肉が出てしまい、器用に生きられない人生。劇中の「悪気はないのだが、つい本音が顔を覗かせてしまう」というセリフが、ジョンというキャラクターのすべてを物語っている。

R-15指定であることと、前評判からよほど過激なシーンがあるのかと内心ビクビクしながら見たのだが、個人的には意外とあっさりしていたように思える。
少し残念に思ったのは、前半でのジョンの描写をもっとどぎつく、もっと憎たらしく描いていれば、後半の転落のさま、悔恨のさまがもっと際立ったし、導入のジョンの語り「私を好きになるな」「男性は嫉妬し、女性は嫌悪する」というところまで感情移入できたんじゃないだろうか。そのあたりを、もっと濃密に描いて欲しかったのだが、そうするとR-15どころかR-18になりかねないかもしれない。



パイレーツ・オブ・カリビアン(★★★☆☆)
ジョニー・デップ作品が続きますが、こちらはレンタルで。ストーリーはいまさら語るまでもなく、大きなどんでん返しもなく結末もまあ予想の範囲内、といったところだが、やはりジョニー・デップのキャラクターと音楽を存分に楽しめる作品。もう少しひねりも欲しかったが、安心して見られると言えばそうかもしれない。






マッハ!!!!!!!(★★★☆☆)
こちらはGyaoで。今流行のワイヤーやらCGをまったく使わない生身の身体を駆使したアクションですべて撮影。こちらもストーリーは単純明快、悪党に奪われた村の仏像の頭を、村一番のムエタイの達人が取り戻しに行くというものだが、まあとにかくアクションがすごいすごい。そして痛い痛い。ジャッキー・チェンの映画を彷彿とさせる。これを全部生身でやってるのかと思って見ると、人間ってすごいと思わされますよ。



エイリアンvsプレデター(★★★★☆)
前から見たい見たいと思っていた映画、やっとレンタルしてきました。すばらしくB級なんですが、エイリアンもプレデターもそれぞれの特徴を活かして互いにバトルってました。成人の儀式を迎えるプレデターが南極のエイリアンを狩りにお出まし、おびき寄せられた人間を巻き込みながら死闘を繰り広げるんですが、人間とプレデターの共闘はプレデター1・2から見ていた者としては感慨深い。やはりこれもストーリーは無きにしも非ず、何も考えずに楽しみましょう。


あとゴールデンウィーク中は映画ばかり見ていたわけではありません。仙台にも行ってきました。それについてはまた後日。





BACK   NEXT
目次ページ