written by 田村 MAILHOME
#アンニュイ。
2006年04月10日(月)

雨が降り肌寒いなか、珍しく鬼束ちひろなどを聞いてアンニュイな気分に浸る。


というか鬼束のアルバムを買って数年、初めてまともに聞いた気がする。そしてそんなアルバムが数多く棚の肥やしになっている現状。浜崎あゆみのベストなんて、一度も聞いていない。なぜ買ってしまったのか。


ガラッと話は変わるが、相変わらず平成の仮面ライダーが面白い。今は仮面ライダーカブトであるが、新しいライダーが始まるたびに面白い面白いと言って、結局仮面ライダーであればなんでも良いのではないかと思われる諸氏方々も多いかもしれないが、もしかしたらそうなのかもしれないとちょっと自信がなくなってきた。ちなみに、以前散々面白い面白いとわめいていた仮面ライダー響鬼であるが、9話くらいからさっぱり見ていない。録画はしてあるのだが。

さて、カブトは勿論カブトムシがモデルであるが、カブトムシといえば思い出すのは往年の仮面ライダーストロンガーである。ちょっとマッシブなライダーだったが、個人的にはスーパー1とかゼクロスとか、アマゾンが好きだった。

さて、カブトであるが、カブト役である水嶋ヒロ演じる天道総司のキャラが俗に言う「オレ様」キャラで、本当に自己中で我侭でどうしようもないキャラであったらどうしようかと思ったが、今のところ「表向きは自己中なオレ様キャラだが実はアツいハートを持ったナイスガイ」っぽい設定のようなので好感が非常に持てて良い感じである。
このままオレ様最強キャラで行くのか、どこかでオレ様キャラである理由が明かされ、それに付随する天道の弱さなども垣間見せるのか、なかなか楽しみ。

今回のライダーの特色であるクロックアップは、555のアクセルフォームのような感じであるが、ちょっとCGがショボいのが残念だったり、そもそもクロックアップすると、自身がスピードアップするのか、それとも周囲の時間が止まるのか、回ごとに解釈が異なるような感じである。自身のスピードが上がる=周囲を徐々に動かしていく映像が必要になるのだろうが、予算的に毎回きっちり作るのは難しいのだろうなーなどと思ったりする。

更に気になるのが、今回久々にライダーの必殺技が「ライダーキック」になったのだが、その見せ方も決めがなく模索中のようなところである。基本は胴回し蹴り、状況に応じてジャンプキックをしたりしているが、ライダーキックの準備段階である、ベルトの3つのボタンを順に押していく動作を、どのように織り込んでいくかがいかにも難しそうである。この辺りは回が進むごとにより効果的な見せ方になっていくかもしれない。

色々と改善の余地はあるものの、今後の展開が楽しみなライダーである。っていうか、やっぱり仮面ライダーであればなんでもいいような気がしてきた。




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