ヤマダの日記
ヤマダ



 星降る夜に君に触れれば 4.0

■ 第4.0回目 ■

 昨日の夜はあのままずっとあの場所にいて話し込んでいたために、何だか今日は二人ともだらだらと過ごしてしまっていた。昼頃に起きたために、朝食と昼食をかねたブランチを取り、何をすること無く、リーマスの部屋で微睡んでいる。かけっぱなしになっている3DホログラムのCDが何度も何度も演奏をくり返していた。

 「シリウス、この曲聞いてみる?」
 「何?」

 退屈を打開しようと試みたリーマスが何かを持って来た。その手の中には一枚の薄いパッケージがあって。見てみるとなかなか古そうなもので。
 
 「一応、ホグワ−ツの禁書の所にあったんだけど」
 「!!聞く!」

 まるで今までの眠気がどこかへ行ってしまったかのように、急に元気になるシリウスに苦笑しつつ、そのCDをかけ始める。一応危ないものではないとは聞いているものの、内容は知らない。

 「何の音?」
 始まった音楽の音が余りにも聞いたことがない音なので。
 「ごめん。僕も知らないんだよ。シリウスが来てから聞こうと思ってその
ままにしておいたからさ。」
 ふ〜ん、とシリウスが相づちを打った。
 「何か…期待してたのに、何もでないな。」

 出てもらっても困るけれど…とリーマスは思いつつ、本当に何もないのかと頭をかしげる。実は、このCDはジェームズが渡してくれたものだったのだ。
 
 『二人で聞けば良いことあるぞ?』

 なんて言われて、ああ、さすがは友だ!と心の底から感謝したのに。
 期待外れはこっちもなんだけれどなぁ。
 シリウスに見えないようにこっそりとため息をつくリーマスであった。

 ふと、振り向いて、シリウスに話し掛けようとするとなんか様子がおかしい。はて?と良く見ると、シリウスは顔を紅く染めながらじっと下を見つめている。

 『シリウス?』

 震えている様子がわかって、何が起こったんだ?とリーマスは焦った。けれども、具合が悪いようではないらしい。声をかけてシリウスを振り向かせた瞬間、リーマスは驚いて息を呑んでしまった。







 TO BE NEXT!




■と言う訳で、今回は明日に続きます。ううう。何か今日一日サイト更新に命かけていたので、疲れてしまったんですよう。しくしく。明日からはバイトだと言うのに。ああ、そう言えば、9月23日の親世代オンリーですが、取れたら『GRETEFUL!』を出すことにします。一応描きはじめてますが…。『受かったら!』って言う限定付きなので、もしかしたら冬コミになるかも知れません。しかし11月のイベントを申し込みしないことにしたので、次は冬コミのみ。ううう。どうしようかなぁと思っています。取りあえず、関西の(特に大坂近郊)方からよくメールを頂戴するので、1月5日のシティに行こうかなぁと考え中です。この時期なら雪で困る心配ないので、行くとなったらやはり車で。ふふふ。大坂かァ…。(悦中)イイナ。
まぁ、気長にやっていきましょう!
■今回出て来た3Dホログラムですが、これはモデルがあります。その昔、TMNETWORKというグループが活動していたのをみなさん御存じですか?ええ、あたしの年代の方ならば御存じだと思います。ちなみに、ヤマダは小学生の時にハマって、初めてライブ行ったのもこの人たちでした!!も、すんごいラブ。今でも好きです!そのメンバーの一人、木根尚人さんが書かれた『CAROL』という小説がありまして、その小説に出て来たものがモデルです。当時の私は『こんなのあったら良いなぁ!』としきりに思っていました。ええ、音楽聞くのはクラシックでも、ポップスでも大好きなので!!(サイトウキネン・フェスティバルとかあるしね!)そんな感じで引用させて頂きました! 
■それでは明日復活していたら4,5を書きますので、待っていてクダサイ〜。

2002年08月23日(金)
初日 最新 目次


My追加