ラヴシック☆

     


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2003年03月03日(月) 塗りつぶしても

今日は、昨日卒業式で学校に行ってたので代休です。

昨日は、塾をまた休みました。
「卒業式があったから行けなかった」なんてわけもなく、ただのずる休みです。

そして今日は、母と街に出掛けてきました。
その街は、塾のある街で
母と別行動になってから、私はこっそり塾に行って来ました。

塾の前へ着き
「もうこの場所に来るのも、あと少しか‥。」なんて思うと気持ちは沈むばかり。
でも、塾の前で沈んでばかりもいられないので、講師室へ行き、先生の姿を探しました。

「おぉー紺野、こんにちは。」

ドアの前に立っていると、温かくて優しい先生の声が聞こえてきた。
先生は髪型を少し変えたようだ。

「今日は学校休みか?」

「うん。昨日、卒業式だったから。」

「そうかー、おめでとう♪」

「え?」

「いやいや、冗談や♪」

そんな冗談にも笑えなかった私に、先生はすぐに気付いた。

「どないしたんや?そんな暗い顔して。」

私は躊躇いながらも、「もう塾には来れなくなること」暗に仄めかした。

「そうか‥。紺野、紺野の気持ちはどうなんや?」

「‥‥‥仕方ないと思う。」

先生は、それ以上、何も言おうとしませんでした。






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