ラヴシック☆

     


[mail] [photo] [memo] [characters]

2002年12月26日(木) ちょうど一年

冬期講習、二日目。

慣れないクラスの教室に入るのは、なんとなく怖い。
教室の中に入ってしまうとそれほど気にならないんだけど、入るときが怖い。

先生は、生徒とのコミュニケーションを大切にする人で
生徒の中にはそれを嫌がる人もいるわけだけど
授業中には、できるだけ多くの生徒に一人ずつ話しかけようとしている。

一番前の目立つ席に座っていたからか、私も何度か話しかけられた。

普段から、少し淋しそうに遠い目をしてボーッとしていると (=_=)
いきなり、「そうですよね、紺野さん?」といってよく話しかけられる。

今日は、こんなことを話した。

「紺野、最近元気か?」と聞かれ

「((・・ )( ・・)) ウウン」と首を横に振った後、笑顔で先生を見つめると

「でも今は学校、休みやろ?(・.・?)」と先生は言った。

そんな会話だった。

先生は、私の学校での状況を知っている。
私が話したから知ってるんだけれども、本当は話すつもりなんて全然なかった。
何故かと言うと、私は先生のことを「何かあったら相談しにこいよ。」と言うわりに
生徒の成績だけにしか興味がなくて、ややこしいことには関わりたがらない人だと、ずっと思っていたから。

てゆーか、普通の塾の先生ならそれが当たり前だと思う。

でも、先生は違った。
いや、出逢った頃はそんな人だった。
でも、出逢いから2年、先生は変わっていた。

私が落ち込んでいると、それにすぐ気付きふたりきりの教室で
「何があったんや???」優しく聞いてくれた。
その優しさが嬉しくて、すごく意外すぎで(^_^;) 私はついポロッと言ってしまったのだった。

その所為で、先生には心配をかけてしまった。
でも、このことを言ってから、私と先生の距離がぐっと縮まった気がする。

そう言えば。
ちょうど一年前の今日は、私が突然、塾の自習室に通うようになった日。
先生と仲良くなり始めた日でもある。
早いもので、あれから一年が過ぎた。
今年は本当に色々なことがあった。楽しいことも、辛いことも…。
「ちょうど一年」という区切りとも言える今日。






↑もし、よければボチッと押してやってください。コメントが変わります。


 < past  index  future >




My追加