時々、自分のことが堪らなく馬鹿らしいと感じることがある。 先生を好きでいる自分が堪らなく馬鹿らしい。
確かに、全てを知ったのは好きになった後だった…。
2001年の夏、彼女らしき人物とのツーショットを目撃され その年の秋、結婚したという噂を聞いた。
それでも、そんな噂を信じないでいたら
2002年の新春、女の人と赤ちゃんと一緒にスーパーで買い物現場を目撃された。 それから8ヶ月後の夏、その日はちょうど私の16の誕生日だった。 私はパソコンの画面で満面の笑みを浮かべる赤ちゃんの顔を見ることになる…。 その子が先生の子供だということは明確で、私の16の誕生日は最悪だった。
でも、そんな道を選んだのは私。 全てを知ったのが好きになった後だったとしても 無理矢理にでも好きでいることをやめればよかった…。
私の好きな先生は、結婚してて子供もいる。 想っても想っても、私の想いなんて届くはずもない。
それでも先生を好きで居続ける自分が馬鹿らしい。
たかが塾の先生一人で人生を狂わせた自分が馬鹿らしい。
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