中間テスト、二日目。 塾に行って、階段を昇ろうしていたとき 後ろに誰かがいることに気付いた。 「おぅ、こんにちわ〜」 振り向くと、そこには買い物袋を持った先生がいた。 「おおっ、紺野 (^-^) テストできようか?」 「…(苦笑) (@゜▽゜;Aアセアセ・・」 「がんばれっ!! ( *^o^)ノ☆」 そんな、短い会話だけで 幸せな気分で満たされてしまう自分が
「紺野、休み時間にアレ持って、来いよ♪」 先生が自分から「来いよ」って言ってくれるだけで嬉しいのに 「アレ」で通じ合えたことが、もっと嬉しくさせた。
それから約7時間後、私は数学の授業を受けてから 先生の授業前の10分間の休み時間に講師室に行った。
授業の準備を慌ただしくしながら私と話す先生。
「紺野、アレどこにあると思う?」
「"アレ"…?単語帳? (・.・?)」
「違うわー。テキストや! フッ、まだまだ甘いな。120万年、早いわ ( ̄ー+ ̄)」 と先生に言われました。 私は「何になるのに120万年早いの???」という疑問を持ちつつ それを先生に聞くことはできませんでした。 そして、「先生の奥さんは、先生が何を必要としているのか解るのかな‥」と思うと少し鬱でした。 今日の授業は、学校がテスト期間中のため 普段は30人近くいる生徒が今日は7人…(^^;)
今日の先生は、R(元友人)とUさんに声を掛けてばかりでした。 確かにこの2人の女の子は、私とは比べ物にならないくらい優秀。 しかも、Rに至っては、先生のベストオブお気に入りと言った感じで 私がどんなに勉強を頑張ったところで、私はRの代わりのような存在にはなれなかった…。 そのあとも、幾つか些細な事が重なって 先生がまた、私から離れていくのを感じた…。
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